フランス語の本紹介ブログは『 http://bibliophilie.blog3.fc2.com/』へ引越しました
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 2009年ベストセレクション 小説・エッセイ・ノンフィクション編
2010年01月12日 (火) | 編集 |
皆さん、お久しぶりです。
七草粥も、とっくに過ぎた今、新年の挨拶をするのは、あまりに間が抜けているので、今年は新年の挨拶は割愛する事にします。 なにはともあれ、今年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m
さて、毎年恒例となった、昨年読んだ本の中で特に印象が深かった本を、私が勝手に選ぶ、ベスト・セレクションの第1回目の今日は、小説、エッセイ、ノンフィクションの中から選んだベスト10をご紹介します。

ランク付けをするのは、無意味だとわかってはいるのですが、私の好みを知っていただき、このブログの評価を読む時の手がかりの一つとなれば・・・という思いで、今年もアップする事にしました。
もし、良かったら、あなたのお気に入りの作品も教えて下さいね。




 第1位
「Bilal sur la route des clandestins」
フランス語の本の紹介をするブログで、フランス語が原語でない作品をベスト1にしてしまうのは、少々、気が引けるのですが、躊躇の念が全く気にならない程、圧倒されてしまった、ノンフィクションの傑作。 今まで読んだノンフィクションのベスト作だと、はっきり言い切れる一冊です。


 2位
「La vie d'un homme inconnu」
言葉で形容できない想いを、あえて文章にする事を企み、小説という形に昇華させた、これこそ文学! と、言いたくなるような一冊。


 3位  
「La Porte des Enfers」
「majestueux」という形容詞がピッタリ来る、Laurent Gaudé 氏の最高傑作。

 4位
「La vie tranchée」
第1次大戦中の戦場から送られた名もない兵士たちの届くことのなかった叫びを掘り出し、一篇の小説として編み上げた、著者の小説家としての確かな着眼点と技法を感じさせた作品。

 5位 
「No et moi 」
若き路上生活者と普通の高校生の友情を、センシビリティに満ちた筆致で描いた小説。 このベストセレクションでは、一作家一作品にしているため、挙げる事が出来ませんでしたが、ゴンクール賞の候補作となった「Les heures souterraines」も、私に強い衝撃を与えた一冊でした。

 6位
「Le ciel des chevaux」
私のお気に入りの現代フランス作家の1人となった Domonique Mainard 氏の作品で、私が最も気に入った一冊。 静謐な文体と、ストーリー構成の妙を一度に味わえる作品。 上記で述べた理由から、このセレクションに入れる事が出来ませんでしたが、2009年フランスの本屋賞(Prix libraire)受賞作品の「Pour vous」も、強く印象に残っている作品です。

 7位 
「Ceux qui sauront」
「もし、フランスが現在も王政だったら」という仮定を元に書かれた中高生向けのSF小説。 現在、私たちが忘れがちになっている教育や民主主義の大事さに気づかされてくれる、熱い想いを書き立てられた作品でした。


 8位 
「Les encombrants」
散文詩を思わせる文体が魅力的な小説。 平易な美しいフランス語に接してみたいとお思いの方にお勧めしたい一冊です。

 9位 
「Dans la tête de Shéhérazade」
2007年に、このブログで紹介したStéphanie Janicot 氏の「Tu n'est pas seul(e) à être seul(e)」 の後日談とも呼べる作品。  「Tu n'est pas seul(e) à être seul(e)」に登場した人々のその後と、様々なマグレブ系のフランス人の生き方を通し、現代フランス社会を描いた読み応えのある作品でした。

 10位 
「Une promesse」
独創的なスタイルと、繊細でやさしい著者の目線が魅力的な作品でした。
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