Lire en FETE - フランス語の本の読書ガイド

フランスの現代作家の小説、BD(フランス漫画)を中心に、私が読んだフランス語の本を紹介

フランス語文法ノイローゼの特効薬


grammaire
   「La grammaire est une chanson douce」
 著者 : Erik Orsenna
出版社 : Le Livre De Poche
ISBNコード : 2253149101
表装 : ペーパーバック(11x1x18)150頁
 




 本の内容☆☆14/20
 フランス語難易度易しめ
 読みごごち♪♪♪ .すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



10歳になる Jeanne とその兄 Thomas(14歳)は、夏休みになると、離婚して、アメリカ大陸に住んでいるお父さんに合うために、客船で、大西洋を横断します。
客船が、嵐のため、遭難して、二人は、不思議な島に漂着します。
この島に住んでいる Henri おじさんに連れられて、二人は、住人が「言葉」の町を訪問することになったのですが・・・


フランスで、フランス文法をもっと、なじみやすいものにしようという意図から、子供のために書かれた作品ですが、大人の間でも大人気
だった本です。
あの、難解なフランス語文法をこんな、素敵なおとぎばなしにしてしまった作者の筆力には、びっくり。

例えば、形容詞の名詞に対する一致は、次の様に表現されます。

「MAISON という名詞が、自分に合った形容詞をお店に探しに行きます。
色々見た後、HANTE という形容詞が気に入ったので、HANTEを連れて帰る事にしました。
だけど、それだけじゃ、だめなのです。そう、市役所へ行って、手続きしなければならないのです。
そこで、MAISON と HANTE は、結婚ならぬ、形容詞の名詞への一致をするのです。
だけど、浮気な名詞は、市役所を出たとたん、新しい形容詞が欲しくなり、又、お店へ足を向けるのです。
町角で、名詞から捨てられた、可哀相な形容詞を沢山みかけます。」

ね、とっても、素敵でしょう。

この他にも、沢山な例が素敵。
挿し絵もとってもセンスがいいです。

フランス文法ノイローゼにかかっている あなたにお勧めする、特効薬です。


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