Lire en FETE - フランス語の本の読書ガイド

フランスの現代作家の小説、BD(フランス漫画)を中心に、私が読んだフランス語の本を紹介

BENACQUISTAファンの方へ、まぎらわしいのでご注意下さい。


boite
   「La boîte noire etautres nouvelles」    
著者  : Tonino BENACQUISTA
 出版社 : Folio (Gallimard)
ISBN-10 : 2070422003
ISBN-13 : 978-2070422005
表装 : ペーパーバック(11x1x18)123頁  



tout
   「Tout à l'ego」
著者  : Tonino BENACQUISTA
 出版社 : Folio (Gallimard)
ISBN-10 : 2070417085
ISBN-13 : 978-2070417087
表装 : ペーパーバック(11x18)



 本の内容☆☆☆16/20
 フランス語難易度##普通
 読みごごち♪♪♪ .すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



「La boîte noire etautres nouvelles」

短くて読みやすい、小気味のいいオチが付いた、以下の5つの短編小説が収められている短編小説集です。

私は、個人的には、あっと言わせるラストの「La boîte noire」 と、しみじみとした情緒のある「La voilière」 が好きです。

「La boîte noire」

主人公が昏睡状態の時にしゃべった 「うわごと」を夜勤の看護婦が、メモに取っておいた。
彼が全快して、退院する時、彼女から手渡された「うわごと」のメモを元に、彼は、少しずつ、封印されていた記憶をよみがえらせて行く。
最近、映画化された作品です。 『BENACQUISTAの短編で、ベストを選ぶなら、やはり、この作品』と、押す人の多い名作です。

「La voilière」

たった一人の肉親である、伯父の死に目に合いに来た主人公に、伯父は、「LA VOILIERE(鳥小屋)のそばに埋めてくれ」と謎の遺言を残して、この世を去る。
伯父の最後の望みをかなえるため、主人公は、この謎の言葉の意味を探ろうとする。
しみじみする、最後がとても良かったです。


「Un temps de blues」

雨宿りした喫茶店での、ある特殊な能力を持った主人公のモノローグ


「Transfert」

ちょっと頭は足りないけれど、一緒にいても疲れないはずだった妻。どういうわけか、ある日彼女は、主人公がノイローゼにかかっていると思い込み始めたため、安らぎの毎日が地獄へと変わっていく。


「La pétition」

しがないラジオのDJの主人公に、ひょんな事から、ハリソン フォードにインタヴュー出来るチャンスが舞い込む。
出かけようとした所、南アメリカの某国の政治犯の釈放運動にかかわるグループのメンバーが尋ねてくる。このグループには、彼が以前から思いを寄せていた彼女がいる。
主人公は、このチャンスに、彼女をモノにしようとするのだったが・・・


同じ 『Collection Folio』に入っている、短編集「Tout à l'égo」は、
上記の5編に、

「Le 17 Juillzt 1994 entre 22 et 23 heures」
「Bobinage」
「Si par un jour d'EtE un sEdentaire」
「Opportune」
「Q.I」

の5編を加えた、合計10の作品が入っている本です。
2冊とも同じ出版社から出ている作品。
短編集の切り売りなんて聞いた事ないけど、どうして、こんな事するのかしら?

レンタルヴィデオカセットにまつわる「Bobinage」がとても面白いので、私としては、どうせ買うなら、「Boîte noire」 より、「Tout à l'ego」の方をお勧めします。


Tonino BENACQUISTAの著作に関する記事

 | HOME | 

文字サイズの変更

INDEX

全記事表示

著者名索引

カテゴリー 別索引

お勧めのフランス語の本

多読向きのフランス語の本


Lemon.fr へメッセージを送る


プロフィール

lemon.fr

Author:lemon.fr
日本語の本が入手しづらい環境にありながら、活字中毒症から抜け出す事が出来ないため、フランス語の本を読んでいます。
Lemon.frのもっと詳しいプロフィールを見る


私が実際読んでみて感じたままに、独断と偏見で評価しています。
もし、あなたの評価と違ったらごめんなさい。m(_ _)m


このブログはリンクフリーです。事前に承諾をとらなくて結構です。 
でも、「リンクしたよん」と言って頂けると、とっても嬉しいので、お暇がありましたらご連絡下さい。

本ブログでは、コメント、TBは受け付けておりません。ご意見は、こちらから、お願いします 

本ブログの記事を、引用、転記する場合には、引用元を必ず明記下さるようお願いします。

star



ブログ内検索

ソーシャルブックマーカー


SEO対策

リンク

このブログをリンクに追加する

お勧めのフランス語の本

私のお気に入りフランス映画

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カテゴリー

月別アーカイブ

05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  08  06 

青空文庫新着(本棚)

今日のレシピ

ホームページ アフィリエイト レンタルサーバーFC2ブログ 専門学校

Template by たけやん