フランス・ブルターニュ地方の妖精コリガンが語る民話を漫画にした「Les Contes des Korrigan」第8巻
2008-06-03
「Les contes eu Korrigan, Tome 8 : Les noces féeriques」
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
コリガンのお伽語りのKoc’h と Siobhan の婚約を祝うため、ブルターニュに 集まった友人達が、下記の三つのお伽噺を披露します。
「La Selkie」
Unst 島の Norwick 地方に Finnという美声を持つ青年が住んでいた。
Finnが、海辺で岩に座り歌を歌っていると、彼の美声に聞きほれた、Selkieと呼ばれている海に住む妖精の一人が、彼の歌を聞こうと岩のそばに近寄ってくる。 彼女の美しさに見せられたFinnは、彼女の服を盗んでしまう。 服盗まれ、海へ帰れなくなった妖精は、Finnと共に暮らす事を余儀なくされたのだが・・・
「La belle-fille du Goban Saor」
彼が赤ん坊の時、現れた妖精に、「おまえの子供に、ひとつだけ贈り物を授けることが出来るが、賢さと美しさのどちらかを選ぶか」と問われ、母親が賢さを選んだため、容貌はぱっとしないものの、腕利きの左官になり、財を成したGoban Saor。
ところが彼の妻が男子を出産した際に、現れた妖精に、妻は、Goban Saorの意に反して、美しさを頼んでしまい・・・
「La grotte de Roch Toul」
孤児になってしまったため、Paol叔父さんの元に引き取られたKattel。
美しく成長したKattelに結婚を申し込む青年は後を絶たないが、なぜか皆、謎の失踪を遂げてしまう。そんな、ある日、Kattelは、馬小屋に新しく入った馬に、先日彼女に結婚を申し込みに来た青年と同じ傷があることに気づき・・・
この子供向けの、ブルターニュ地方の民話を漫画化した「Les contes eu Korrigan」シリーズ、どうしても読みたい!というシリーズではないのですが、民話の好きな私は、図書館に、新刊が入っているのを見ると、ついつい手にとってしまう、そんなシリーズ。
この「Les contes eu Korrigan」シリーズ、何人かの漫画家が競作しているので、今までの巻では、エピソードごとの作画レベルにかなり差が見られたのですが、この第8巻は、どのエピソードも、かなりハイレベル。 この第8巻目は、グラフィックの面では、今までのシリーズのうちでトップレベルに入ると思いました。
ストーリの面では、「La belle-fille du Goban Saor」は、一休さんのとんちに比べると自然と見劣りしてしまうけど、それでも、まずまずの出来。 日本民話の「羽衣」を思わせる「La Selkie」や、「La grotte de Roch Toul」も、なかなか面白かったです。
今回の第8巻は、民話は3話とも、良かったのですが、つなぎに入っているのKoc’h と Siobhanの婚約パーティーに集まった友人とのやり取りは、グラフィックは、きれいだけど、七面倒な名前が沢山出てきて、読みづらい上に、全然面白くなかったですね。
このシリーズと読む度に毎回感じる事ですが、このつなぎのエピソードを削って、その代わり、民話の部分を増やしてもらいたいと思いました。
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ストーリー : Erwanr & Ronan Le Breton 他
作画 : François Gomes, Dub他
着色 : Stambecco, Dub
出版社 : Soleil Productions
ISBN-10 : 2849466042
ISBN-13 : 978-2849466049
表装 : ハードカバー(23x1x32)48頁
全体評価 :(3/5)
ストーリー :(3/5)
グラフィック :(3/5)
フランス語難易度 :(2/5)
読みごこち :(3/5)
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
コリガンのお伽語りのKoc’h と Siobhan の婚約を祝うため、ブルターニュに 集まった友人達が、下記の三つのお伽噺を披露します。
「La Selkie」
Unst 島の Norwick 地方に Finnという美声を持つ青年が住んでいた。
Finnが、海辺で岩に座り歌を歌っていると、彼の美声に聞きほれた、Selkieと呼ばれている海に住む妖精の一人が、彼の歌を聞こうと岩のそばに近寄ってくる。 彼女の美しさに見せられたFinnは、彼女の服を盗んでしまう。 服盗まれ、海へ帰れなくなった妖精は、Finnと共に暮らす事を余儀なくされたのだが・・・
「La belle-fille du Goban Saor」
彼が赤ん坊の時、現れた妖精に、「おまえの子供に、ひとつだけ贈り物を授けることが出来るが、賢さと美しさのどちらかを選ぶか」と問われ、母親が賢さを選んだため、容貌はぱっとしないものの、腕利きの左官になり、財を成したGoban Saor。
ところが彼の妻が男子を出産した際に、現れた妖精に、妻は、Goban Saorの意に反して、美しさを頼んでしまい・・・
「La grotte de Roch Toul」
孤児になってしまったため、Paol叔父さんの元に引き取られたKattel。
美しく成長したKattelに結婚を申し込む青年は後を絶たないが、なぜか皆、謎の失踪を遂げてしまう。そんな、ある日、Kattelは、馬小屋に新しく入った馬に、先日彼女に結婚を申し込みに来た青年と同じ傷があることに気づき・・・
この子供向けの、ブルターニュ地方の民話を漫画化した「Les contes eu Korrigan」シリーズ、どうしても読みたい!というシリーズではないのですが、民話の好きな私は、図書館に、新刊が入っているのを見ると、ついつい手にとってしまう、そんなシリーズ。
この「Les contes eu Korrigan」シリーズ、何人かの漫画家が競作しているので、今までの巻では、エピソードごとの作画レベルにかなり差が見られたのですが、この第8巻は、どのエピソードも、かなりハイレベル。 この第8巻目は、グラフィックの面では、今までのシリーズのうちでトップレベルに入ると思いました。
ストーリの面では、「La belle-fille du Goban Saor」は、一休さんのとんちに比べると自然と見劣りしてしまうけど、それでも、まずまずの出来。 日本民話の「羽衣」を思わせる「La Selkie」や、「La grotte de Roch Toul」も、なかなか面白かったです。
今回の第8巻は、民話は3話とも、良かったのですが、つなぎに入っているのKoc’h と Siobhanの婚約パーティーに集まった友人とのやり取りは、グラフィックは、きれいだけど、七面倒な名前が沢山出てきて、読みづらい上に、全然面白くなかったですね。
このシリーズと読む度に毎回感じる事ですが、このつなぎのエピソードを削って、その代わり、民話の部分を増やしてもらいたいと思いました。
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