中世のヨーロッパがを舞台とした騎士冒険漫画「Légende」第1巻
2008-05-27
「Légende, tome 1; L'enfant loup」
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
数人の鎧に身を固めた騎士が、一人の男を追って森に入る。
やっとの事で騎士らを倒したものの、深手を負った男は、その場に倒れてしまう。 そんな男の姿を陰から覗っていた森はずれの小屋に住む一人の女は、彼を自分の小屋に運び込み、治療する事にした。
そして、それから19年前に話しは遡る。
占星術師Shagganにそそのかされた、Mattias Le Sec は、公爵の兄に跡継ぎが生まれ、喜びに包まれている兄の隙をつき、兄とその家族を殺し、城と領土を乗っ取った。
その時の混乱を利用し、一人の召使が、生まれたばかりの赤ん坊を城から連れ出す。 赤ん坊と森を彷徨っていた召使は、森に住む、奇妙な男の姿に慄き、赤ん坊を置いたまま逃げ去る。
そして、邪魔物の始末をつけた、Mattias は、赤ん坊の姿が見当たらないのに怒り狂い、手のものに、国中を探して赤ん坊を殺すよう命令を下す。
ところが、必死の探索にも関わらず赤ん坊は、見つからなかった。
赤ん坊は、森に住み、獣達を思いのまま操り、森を知り抜いているGaloupと呼ばれている不思議な力を持つ男に拾われ、すくすくと成長していた。
フランスの中世を舞台とした冒険漫画「Légende」シリーズ第1巻。
騎士が主人公の冒険ものがあまり好きでない上、バタ臭い感じの絵に、初めはしり込み気味で、読み始めたのですが、あまりの面白さに、一息で読み終えてしまいました。
西洋人の彫りの深くて肉感的な顔を、リアルに写したタイプのグラフィック。
良く見てみると、とても上手い絵なのですが、私の好みのタイプの絵柄ではない上、画一的な着色のスタイルに違和感を感じてしまった事もあり、チョット見では、あまりいい印象を受けませんでした。
でも、アップの人物の顔の表情の豊かさ、城壁に囲まれ聳え立つ古城、まるで図鑑の絵のようにリアルに迫ってくる狼の姿等々、中々お目にかかる事の出来ない、高度なデッサン力に裏づけされたグラフック。
あんまり好きなタイプのグラフィックじゃないと思いつつも、作中人物達の動きや、心の動きや、性格も、明白に表現されているので、読んでいて自然と感情移入していってしまいました。
そして、中世の騎士物語の基本を踏まえているストーリーは、使い古された手を使っているものの、巧妙に読者の興味をそそるように構成されているので、かなり楽しみながら読む事が出来ました。
これは、どうしても次巻を読まねば・・・
という気になりましたね。
BDというのは、ホントちょっと見だけで、判断してはイケナイと、反省。
これからは、自分が苦手なタイプの漫画にも挑戦してみなければ・・・、
と、思った次第です。
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ストーリー : Yves Swolfs
作画 : Yves Swolfs
着色 : Sopheie Swolfs
出版社 : Soleil productions
ISBN-10 : 2845654650
ISBN-13 : 978-2845654655
表装 : ハードカバー(23x1x32)48頁
全体評価 :(3/5)
ストーリー :(4/5)
グラフィック :(3/5)
フランス語難易度 :(3/5)
読みごこち :(3/5)
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
数人の鎧に身を固めた騎士が、一人の男を追って森に入る。
やっとの事で騎士らを倒したものの、深手を負った男は、その場に倒れてしまう。 そんな男の姿を陰から覗っていた森はずれの小屋に住む一人の女は、彼を自分の小屋に運び込み、治療する事にした。
そして、それから19年前に話しは遡る。
占星術師Shagganにそそのかされた、Mattias Le Sec は、公爵の兄に跡継ぎが生まれ、喜びに包まれている兄の隙をつき、兄とその家族を殺し、城と領土を乗っ取った。
その時の混乱を利用し、一人の召使が、生まれたばかりの赤ん坊を城から連れ出す。 赤ん坊と森を彷徨っていた召使は、森に住む、奇妙な男の姿に慄き、赤ん坊を置いたまま逃げ去る。
そして、邪魔物の始末をつけた、Mattias は、赤ん坊の姿が見当たらないのに怒り狂い、手のものに、国中を探して赤ん坊を殺すよう命令を下す。
ところが、必死の探索にも関わらず赤ん坊は、見つからなかった。
赤ん坊は、森に住み、獣達を思いのまま操り、森を知り抜いているGaloupと呼ばれている不思議な力を持つ男に拾われ、すくすくと成長していた。
フランスの中世を舞台とした冒険漫画「Légende」シリーズ第1巻。
騎士が主人公の冒険ものがあまり好きでない上、バタ臭い感じの絵に、初めはしり込み気味で、読み始めたのですが、あまりの面白さに、一息で読み終えてしまいました。
西洋人の彫りの深くて肉感的な顔を、リアルに写したタイプのグラフィック。
良く見てみると、とても上手い絵なのですが、私の好みのタイプの絵柄ではない上、画一的な着色のスタイルに違和感を感じてしまった事もあり、チョット見では、あまりいい印象を受けませんでした。
でも、アップの人物の顔の表情の豊かさ、城壁に囲まれ聳え立つ古城、まるで図鑑の絵のようにリアルに迫ってくる狼の姿等々、中々お目にかかる事の出来ない、高度なデッサン力に裏づけされたグラフック。
あんまり好きなタイプのグラフィックじゃないと思いつつも、作中人物達の動きや、心の動きや、性格も、明白に表現されているので、読んでいて自然と感情移入していってしまいました。
そして、中世の騎士物語の基本を踏まえているストーリーは、使い古された手を使っているものの、巧妙に読者の興味をそそるように構成されているので、かなり楽しみながら読む事が出来ました。
これは、どうしても次巻を読まねば・・・
という気になりましたね。
BDというのは、ホントちょっと見だけで、判断してはイケナイと、反省。
これからは、自分が苦手なタイプの漫画にも挑戦してみなければ・・・、
と、思った次第です。
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