フランスで大人気のSF漫画「Sillage」シリーズ第9巻
2008-05-14
「Sillage, tome 9 : Infiltrations」
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
巨大な宇宙船団Sillageの、特別エージェントのNävis は、alter-universalistes と呼ばれている危険分子のグループに潜入し、彼らの犯罪の証拠を入手するための任務についていた。
問題のグループと接触が図れた折に、Sillageより、至急任務を中止せよとの命令が入る。 Sillageとの連絡を図るためのホログラム通信機を壊し、上部からの命令を無視し、任務を継続したNävis は、グループの信頼を得ることに成功する。 そしてNävis は、危険分子として、Sillageにマークされている Kérhé-Dizzo に率いられ、ある宇宙ステーションへ侵入したのだが、そこで、Nävis は、Sillageの隠された秘密を目にする。
多種の宇宙生命体を乗せた数千台の宇宙船で構成された宇宙船団 Sillageの唯一の人類、Nävis の冒険を描いた、SF漫画、「Sillage」シリーズ第9巻。
この第9巻は、もちろん今までの「Sillage」シリーズの作品と同様、一応独立したお話になっているのですが、以前の巻で登場した人物(というか宇宙生命体)が登場するので、以前の巻を読んでいないとわかりにくい所があるかもしれません。
すらすらとは言えないものの、まずまずの読み心地。 でも、SF用語がかなり出て来るので、その手の作品を読みつけていない方は、初めは少し戸惑うことがあるかもしれません。
グラフィックの方は、今までの巻と同様、アクションが中心で、迫力タップリ。 相変わらず、動きの描き方がとても上手いと思いました。
少女から、成長して、大人になりかけた Nävisちゃんが登場。 外見は、シリーズ初めとは、ちょっと変りましたが、中身は、以前と同じ、弱いものいじめや曲がった事が大嫌い。 自分が正しいと信じたことを貫き通すためなら、権力に逆らう事も厭わない、そんなNävisちゃんの一本木な性格は、読んでいて、とても気持ちのいいものです。
貧しい国を搾取する事で、成り立っている現在の先進国の状況を暗喩した、中々骨のあるストーリー。
ストーリーという面では、シリーズ内でトップレベルに入る出来だと思いました。 忌まわしい真実を知ってしまったNävisちゃんが、今後どんな決意をするのか、とても、興味があります。
ああ、第10巻が読みたい!
だけど、まだ図書館には入っていないようなのです(T_T)。
この第9巻も刊行されてから、1年以上経ってからやっと、入館したので、いつになったら読めることやら・・・
関係記事
ストーリー: Jean-David Morvan
作画 : Philippe Buchet
出版社 : Delcourt
ISBN-10 : 2756003034
ISBN-13 : 978-2756003030
表装 : ハードカバー(24x1x30)46頁
全体評価 :(4/5)
ストーリー :(5/5)
グラフィック :(3/5)
フランス語難易度 :(3/5)
読みごこち :(3/5)
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
巨大な宇宙船団Sillageの、特別エージェントのNävis は、alter-universalistes と呼ばれている危険分子のグループに潜入し、彼らの犯罪の証拠を入手するための任務についていた。
問題のグループと接触が図れた折に、Sillageより、至急任務を中止せよとの命令が入る。 Sillageとの連絡を図るためのホログラム通信機を壊し、上部からの命令を無視し、任務を継続したNävis は、グループの信頼を得ることに成功する。 そしてNävis は、危険分子として、Sillageにマークされている Kérhé-Dizzo に率いられ、ある宇宙ステーションへ侵入したのだが、そこで、Nävis は、Sillageの隠された秘密を目にする。
多種の宇宙生命体を乗せた数千台の宇宙船で構成された宇宙船団 Sillageの唯一の人類、Nävis の冒険を描いた、SF漫画、「Sillage」シリーズ第9巻。
この第9巻は、もちろん今までの「Sillage」シリーズの作品と同様、一応独立したお話になっているのですが、以前の巻で登場した人物(というか宇宙生命体)が登場するので、以前の巻を読んでいないとわかりにくい所があるかもしれません。
すらすらとは言えないものの、まずまずの読み心地。 でも、SF用語がかなり出て来るので、その手の作品を読みつけていない方は、初めは少し戸惑うことがあるかもしれません。
グラフィックの方は、今までの巻と同様、アクションが中心で、迫力タップリ。 相変わらず、動きの描き方がとても上手いと思いました。
少女から、成長して、大人になりかけた Nävisちゃんが登場。 外見は、シリーズ初めとは、ちょっと変りましたが、中身は、以前と同じ、弱いものいじめや曲がった事が大嫌い。 自分が正しいと信じたことを貫き通すためなら、権力に逆らう事も厭わない、そんなNävisちゃんの一本木な性格は、読んでいて、とても気持ちのいいものです。
貧しい国を搾取する事で、成り立っている現在の先進国の状況を暗喩した、中々骨のあるストーリー。
ストーリーという面では、シリーズ内でトップレベルに入る出来だと思いました。 忌まわしい真実を知ってしまったNävisちゃんが、今後どんな決意をするのか、とても、興味があります。
ああ、第10巻が読みたい!
だけど、まだ図書館には入っていないようなのです(T_T)。
この第9巻も刊行されてから、1年以上経ってからやっと、入館したので、いつになったら読めることやら・・・
関係記事
- 「Sillage、 tome 1: A feu et à cendres」
- 「Sillage、 tome 2: Collection privée」
- 「Sillage、 tome 3: Engrenage」

- 「Sillage、 tome 4: Le signe des Démons」
- 「Sillage, Tome 5」

- 「Sillage、 tome 6: Artifices」
- 「Sillage、 tome 7 : Q.H.I」
- 「Sillage、 tome 8 : Nature Humaine」
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