Lire en FETE - フランス語の本の読書ガイド

フランスの現代作家の小説、BD(フランス漫画)を中心に、私が読んだフランス語の本を紹介

1920年代のカナダのケベック地方を舞台にした漫画「Magasin général」シリーズ第2巻

「Magasin général, Tome 2 : Serge 」

表紙写真 Magasin general 2
  ストーリー : Régis Loisel - Jean-Louis Tripp
 作画 : Régis Loisel - Jean-Louis Tripp
着色 : François Lapierre
出版社 : Casterman
ISBN-10 : 2203370130
ISBN-13 : 978-2203370135
表装 : ハードカバー(24x1x32)72頁
 

全体評価 : (4/5)
ストーリー : (3/5)
グラフィック   : (4/5)
フランス語難易度 : (3/5)
読みごこち : (4/5)

* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら



年の暮れが近づき、深い雪に包まれた、Notre-Dame des Lacs 村に、バイクに乗った一人の旅人がやって来た。
フランスなまりのある Serge Brouillet という名の戦争が帰りの男は、バイクが故障してしまい、旅を続ける事が出来なくなったため、マリーの店の横にある小屋にしばらくの間滞在する事になる。


1920年代のカナダケベック地方のNotre-Dame des Lacs 村が舞台の「Magasin général」シリーズの第2巻目。

ほとんど何も起こらない、淡々とした村の生活を描いた第1巻を物足りなく感じていた私ですが、派手な出来事は起こらないものの、この小さな村と村人達に魅せられたSerge の気持ちがじわじわと伝わってくる、この第2巻目は、なかなか楽しく読む事が出来ました。

村人の心の動きと、静かで飾りげのない村人達に癒されていくSergeと、彼を優しく見守る Marieの気持ちが良く伝わってきて、じーんとしてしまいました。
普通の人たちの静かな喜怒哀楽が、渋めの色使いのレトロ風なグラフィックで、静かに表現されてゆきます。

雪に包まれた美しい村の様子を描いたグラフィックは、第1巻同様、とても素敵。
色の使い方がとても上手いと、今回も、François Lapierre さんの着色テクニックに感嘆の念が洩れました。

派手さはないものの、しみじみタイプの漫画がお好みの方には、お気に入りいただける作品だと思います。

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