フランスの田舎に住む老人夫婦の諍いをほのぼのと描いたフランス漫画「La Marie en plastique」上巻
2008-04-29
「La Marie en plastique, tome 1」
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
ルルドへのバスツアーに参加し、帰宅した、Emileは、夫のFrançoisが、迎えに来ていないのに、おかんむり。 家に帰ったとたん、Emileの愚痴をきっかけに、二人の言い争いが始まる。 二人の孫の前でも、躊躇することなく、口げんかを繰り広げる二人に、彼らと同居している娘の怒りは爆発する。
「こんな事が続くようなら、老人ホームに行ってくれ」
と、いつもは温和な娘が口にした言葉に、ちょっとは、反省したかと思われたが、二人の態度は、一向に改まらない。
共産主義に賛同し、無神主義の夫の態度に対抗するため、Emileは、居間のテレビの上に、ルルドから持ち帰ったプラスチックの像を置いた。 すると、Françoisは、テレビの後ろに架っていた絵を外し
て、レーニンの肖像を架けるといった具合。
そんな彼らの家に、思いがけない奇跡が起こり・・・
「Les Petits Ruisseaux」で、フランス漫画界の絶賛を受けたPascal Rabaté氏が、David Prudhomme 氏と組んで書いた2部作の漫画の上巻です。
作画、着色は、Rabaté 氏ではなく、Prudhomme 氏が担当しているののですが、「Les Petits Ruisseaux」と、感じが似ているタイプの絵。 表紙の著者名の所を読まなければ、Rabaté 氏が作画を担当したと思い込んでしまうところでした。
優美とはいいがたい、ちょっとくずしたタイプのグラフィックですが、かざらないフランスの田舎に住む普通の家族の様子が、生き生きと、そしてほんわかに描かれています。
又、作中人物達の複雑な心理が手に通るように伝わってくる、力強い表現力に満ちているグラフィックです。
そして、フランス漫画には珍しく、とっても読みやすく描かれていました。
ストーリーの方も、美味。 年甲斐もなく、意地を張り合う二人の老夫婦の有様がとってもリアルに描かれているので、何度か、くすっと笑みがもれました。
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ストーリー : Pascal Rabaté
作画 : David Prudhomme
出版社 : Futuropolis Gallisol Editions
ISBN-10 : 2754800336
ISBN-13 : 978-2754800334
表装 : ハードカバー(23x1x29)56頁
全体評価 :(4/5)
ストーリー :(4/5)
グラフィック :(2/5)
フランス語難易度 :(2/5)
読みごこち :(4/5)
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
ルルドへのバスツアーに参加し、帰宅した、Emileは、夫のFrançoisが、迎えに来ていないのに、おかんむり。 家に帰ったとたん、Emileの愚痴をきっかけに、二人の言い争いが始まる。 二人の孫の前でも、躊躇することなく、口げんかを繰り広げる二人に、彼らと同居している娘の怒りは爆発する。
「こんな事が続くようなら、老人ホームに行ってくれ」
と、いつもは温和な娘が口にした言葉に、ちょっとは、反省したかと思われたが、二人の態度は、一向に改まらない。
共産主義に賛同し、無神主義の夫の態度に対抗するため、Emileは、居間のテレビの上に、ルルドから持ち帰ったプラスチックの像を置いた。 すると、Françoisは、テレビの後ろに架っていた絵を外し
て、レーニンの肖像を架けるといった具合。
そんな彼らの家に、思いがけない奇跡が起こり・・・
「Les Petits Ruisseaux」で、フランス漫画界の絶賛を受けたPascal Rabaté氏が、David Prudhomme 氏と組んで書いた2部作の漫画の上巻です。
作画、着色は、Rabaté 氏ではなく、Prudhomme 氏が担当しているののですが、「Les Petits Ruisseaux」と、感じが似ているタイプの絵。 表紙の著者名の所を読まなければ、Rabaté 氏が作画を担当したと思い込んでしまうところでした。
優美とはいいがたい、ちょっとくずしたタイプのグラフィックですが、かざらないフランスの田舎に住む普通の家族の様子が、生き生きと、そしてほんわかに描かれています。
又、作中人物達の複雑な心理が手に通るように伝わってくる、力強い表現力に満ちているグラフィックです。
そして、フランス漫画には珍しく、とっても読みやすく描かれていました。
ストーリーの方も、美味。 年甲斐もなく、意地を張り合う二人の老夫婦の有様がとってもリアルに描かれているので、何度か、くすっと笑みがもれました。
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