猫が主人公の抱腹絶頂の大人が読んでも楽める児童書
2008-03-31
Coup de coeur
「Journal d'un chat assassin」
著者 : Anne Fine
挿絵 : Véronique Deiss
翻訳 : Véronique Haïtse
出版社 : Ecole des loisirs
ISBN-10: 2211042872
ISBN-13: 978-2211042871
表装 : ソフトカバー(13x1x19) 78頁
作品評価 :(5/5)
フランス語難易度 :(1/5)
読みごこち :(5/5)
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
この日記の語り手は、Tuffyという飼い猫。
Tuffyは、猫としての勤めを果たすため、ご主人の元に、せっせと子動物の死骸を持って帰ってくる。
だけど、Tuffyのご主人は、Elieという心優しい女の子。 Tuffyが、小鳥の死骸を持って帰って来ると、ぽろぽろ涙を流して、Tuffyにお説教する。
おまけに、Elieの両親は、Tuffyが持ち込んだ小鳥の死骸のせいで、ついてしまった玄関マットのシミに、カンカン。
それでも、猫としてのお勤めを忠実に果たすため、毎日律儀に、子動物の死骸をご主人様の元へ持ち帰るTuffyに、Elieの嘆きと、彼女の両親の怒りは、深まるばかり。
そんな、ある日、ご近所のペットのウサギThumperの泥と草だらけの死体をTuffyが持ち帰ってきた事から、Tuffyの飼い主一家は、パニックに陥る。
この小説、原語は英語なのですが、とおっても面白かったので、あえて、このブログで紹介する事にしました。
いままで、このブログで紹介した小説本の中で、最も読みやすいと断言できる本。
フランス語を習い始めたばかり、という方でも、辞書を片手に無理なく読める本だと思います。
全部で、78ページあるのですが、活字が大きくて、沢山のイラストが入っているので、ゲラゲラ笑い、しばし、読むのを中断せねばならないことがあったのにも関わらず、完読するのに、20分もかかりませんでした。
『字を読みのを覚えて子供に初めて読ませるのに最適な本』、
というお勧め文をどこかで読みましたが、子供だけに読ませておくにはもったえない、大人が読んでも、とっても楽しめる、そんな素敵な小品。
ストーリーと語り口に、ちょっと辛口めのユーモアが感じられる、なかなか凝った造りの児童文学でした。
アマゾン・フランスの本書「Journal d'un chat assassin
(↑のタイトルをクリックすると、アマゾン・フランスのページにジャンプします。それから表紙写真のところにある『CHERCHER AU COEUR 』をクリックすると本の中身を読む事が出来ますよ)
本書は、「キラーキャットのホラーな一週間
(↑のタイトルをクリックすると、アマゾン・フランスのページにジャンプします)
本書の原書(英語版)については、こちら
関連記事

(1/5)



