特に本好きの方にお勧めしたい滑らかな読み心地のフランス語の本
2008-03-22
「Les romans n'intéressent pas les voleurs」
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
出版社で、流行作家の作品を手直しして、読める作品にする、「Mise en forme」とよばれる、ゴールとライター的な仕事をしているJérômeは、3冊の本を出版し、その後、出版界から姿を消した Santenac という作家の30年来の熱烈的なファン。
30年来、彼の Santenacへの情熱を分かち合い続けている、新聞社で文芸欄の担当をしている幼馴染の親友Jean-Pierreが、ある日、Jérômeに、
「Santenac の居場所がわかるかもしれない」
と、いう意味深の電話をかけてくる。
そして、いつものレストランで落ち合った、Jérôme に、Jean-Pierre は、アヴェロン地方にある小さな村の書店で、Santenac の姿を見かけたという情報が入った事を告げる。
現地に行ったとしても、Santenac に逢えるとは限らないことは、承知しつつ、二人は、高鳴る胸を押さえつつ、Saint-Jean-des-Eaux という小さな村にある書店へ足を運んだのだったが・・・
自分の敬愛する作家が、突然筆を折ってしまった。
「えー、もうこの人の作品は読めないの? そんなぁー」
と、思いつつ、30年の間、同じ本を、手垢にまみれるまで、読み直していたら、
問題の作家に逢えるかもしれない!
という、ニュースが入った。
という、本好きには、応えられない、ストーリー。
私には、この主人公の気持ちが、手に取るように、想像できてしまい、思わず、主人公に感情移入しながら、一気に読みとおしてしまいました。
とっても勢いがあって、読みやすくて、心理表現が上手い、小説。
おまけに、本好きが飛びついてしまいそうな設定。
そして、スピィーディーな作品展開。
これだけの条件がそろっているので、私が虜になってしまったのは当たり前?
おまけに、ラストが、Sublime !
「Lire, c'est vivre.」といい続けていた主人公が、ラストで、
「Lire, ce n'est pas vivre」.
と、叫ぶところでは、思わず、ほろりとさせられました。
1章の長さが短くて、とっても読みやすいフランス語で書かれているため、肩肘張らずに、すらすら読める本なので、本好きのあなたに、お勧めできる1冊だと思います。
著者 : Alain Rémond
出版社 : Stock
ISBN-10: 2234059801
ISBN-13: 978-2234059801
表装 : ソフトカバー(13x2x21)196頁
本の評価 :(4/5)
フランス語難易度 :(3/5)
読みごこち :(4/5)
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
出版社で、流行作家の作品を手直しして、読める作品にする、「Mise en forme」とよばれる、ゴールとライター的な仕事をしているJérômeは、3冊の本を出版し、その後、出版界から姿を消した Santenac という作家の30年来の熱烈的なファン。
30年来、彼の Santenacへの情熱を分かち合い続けている、新聞社で文芸欄の担当をしている幼馴染の親友Jean-Pierreが、ある日、Jérômeに、
「Santenac の居場所がわかるかもしれない」
と、いう意味深の電話をかけてくる。
そして、いつものレストランで落ち合った、Jérôme に、Jean-Pierre は、アヴェロン地方にある小さな村の書店で、Santenac の姿を見かけたという情報が入った事を告げる。
現地に行ったとしても、Santenac に逢えるとは限らないことは、承知しつつ、二人は、高鳴る胸を押さえつつ、Saint-Jean-des-Eaux という小さな村にある書店へ足を運んだのだったが・・・
自分の敬愛する作家が、突然筆を折ってしまった。
「えー、もうこの人の作品は読めないの? そんなぁー」
と、思いつつ、30年の間、同じ本を、手垢にまみれるまで、読み直していたら、
問題の作家に逢えるかもしれない!
という、ニュースが入った。
という、本好きには、応えられない、ストーリー。
私には、この主人公の気持ちが、手に取るように、想像できてしまい、思わず、主人公に感情移入しながら、一気に読みとおしてしまいました。
とっても勢いがあって、読みやすくて、心理表現が上手い、小説。
おまけに、本好きが飛びついてしまいそうな設定。
そして、スピィーディーな作品展開。
これだけの条件がそろっているので、私が虜になってしまったのは当たり前?
おまけに、ラストが、Sublime !
「Lire, c'est vivre.」といい続けていた主人公が、ラストで、
「Lire, ce n'est pas vivre」.
と、叫ぶところでは、思わず、ほろりとさせられました。
1章の長さが短くて、とっても読みやすいフランス語で書かれているため、肩肘張らずに、すらすら読める本なので、本好きのあなたに、お勧めできる1冊だと思います。





