CIAとロシア・マフィアとの関係にメスを入れたフランス漫画「Black OP」シリーズ第3巻
2008-02-27
「Black OP, tome 3」
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
ソビエトから殺し屋がアメリカ合衆国へやって繰る送られるという情報を掴んだ、Floyd Whitmanらは、空港へ向かう。
ところが、Floyd Whitmanらは、彼が空港へ赴くとの情報を嗅ぎつけた、男達の待ち伏せに遭ってしまう。
それと同時に、Floyd Whitmanの、過去の回想が語られる。
共産主義に対抗するという名目で、ロシアン・マフィアに協力している Floyd は、次第に、マフィア内の抗争に巻き込まれてゆく。
「Black OP」シリーズ第3巻。
第1、2巻と同様のトーンで描かれた、スリリングな展開の諜報スリラー漫画。
グラフィックに関しては、これと言った目新しいものは感じられませんが、背景など、丁寧に描かれているところなど、好感が持てます。
ただ、人物画に関しては、私は、1、2巻より多少アク、が強くなった感じを受けました。
全体的に読みやすい様に漫画化しようという配慮は感じられるのですが、この作品、フランス漫画の標準スタイル『1冊48ページ』を厳守して編集されているようで、ページ数の制約があるためか、一部、説明が不十分で、少々、わかりずらいところがありました。
又、密の濃いシナリオなので、48ページでは、筋を追うのに、精一杯になってしまい、登場人物の心理及び性格描写が希薄になってしまうため、感情導入することが出来ませんでした。
フランス漫画を読んでいると、ストーリーの密度に関わらず、『1冊48ページ』という枠に無理やり作品を収めようとするため、作品を台無しにしてしまっているのを、時々、目のあたりにし、フラストレーションを感じる事があります。
コスト上の制限があるのは、理解出来ますが、『1冊48ページ』の固定観念に捉えられて作品を出版している限り、フランス漫画が、日本市場で、日本の漫画に対抗する事は出来ないのではないかと、思いました。
最近、この『1冊48ページ』に囚われていない作品が数多く出版されているのには、とても心強い気がします。
この「Black OP」シリーズ、現在刊行されているのは、この3巻までなのですが、続きが出たら又、ブログで紹介する予定なので、ご期待を。
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ストーリー : Stephen Desberg
作画 : Hugues Labiano
着色 : Chagnaud
出版社 : Dargaud
ISBN-10 : 2205058789
ISBN-13 : 978-2205058789
表装 : ハードカバー(24x1x32)48頁
全体評価 :(3/5)
ストーリー :(3/5)
グラフィッ :(3/5)
フランス語難易度 :(3/5)
読みごこち :(3/5)
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
ソビエトから殺し屋がアメリカ合衆国へやって繰る送られるという情報を掴んだ、Floyd Whitmanらは、空港へ向かう。
ところが、Floyd Whitmanらは、彼が空港へ赴くとの情報を嗅ぎつけた、男達の待ち伏せに遭ってしまう。
それと同時に、Floyd Whitmanの、過去の回想が語られる。
共産主義に対抗するという名目で、ロシアン・マフィアに協力している Floyd は、次第に、マフィア内の抗争に巻き込まれてゆく。
「Black OP」シリーズ第3巻。
第1、2巻と同様のトーンで描かれた、スリリングな展開の諜報スリラー漫画。
グラフィックに関しては、これと言った目新しいものは感じられませんが、背景など、丁寧に描かれているところなど、好感が持てます。
ただ、人物画に関しては、私は、1、2巻より多少アク、が強くなった感じを受けました。
全体的に読みやすい様に漫画化しようという配慮は感じられるのですが、この作品、フランス漫画の標準スタイル『1冊48ページ』を厳守して編集されているようで、ページ数の制約があるためか、一部、説明が不十分で、少々、わかりずらいところがありました。
又、密の濃いシナリオなので、48ページでは、筋を追うのに、精一杯になってしまい、登場人物の心理及び性格描写が希薄になってしまうため、感情導入することが出来ませんでした。
フランス漫画を読んでいると、ストーリーの密度に関わらず、『1冊48ページ』という枠に無理やり作品を収めようとするため、作品を台無しにしてしまっているのを、時々、目のあたりにし、フラストレーションを感じる事があります。
コスト上の制限があるのは、理解出来ますが、『1冊48ページ』の固定観念に捉えられて作品を出版している限り、フランス漫画が、日本市場で、日本の漫画に対抗する事は出来ないのではないかと、思いました。
最近、この『1冊48ページ』に囚われていない作品が数多く出版されているのには、とても心強い気がします。
この「Black OP」シリーズ、現在刊行されているのは、この3巻までなのですが、続きが出たら又、ブログで紹介する予定なので、ご期待を。
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