CIAとロシア・マフィアとの関係にメスを入れたフランス漫画「Black OP」シリーズ第1巻
2008-02-25
「Black OP, tome 1」
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
2003年、10月、フロリダで、CIAの腕利きエージェントのFloydは、ロシアン・マフィアに関する、ある調査を進めている。
このFloydの調査と並行して、彼の過去が語られる。
1945年、主人公のFloydは、4歳の時に、父親がソ連の共産主義者によって、戦争で殺されたという知らせを受け、生涯を共産主義との闘争に賭ける決意をする。
大学卒業後、Floydは、CIAで働くことを決意し、厳しい訓練の後、インドに派遣される。 当時、インドでは、ソ連とアメリカの工作員達が火花を散らしていた。
そこで、Floydは、ソビエト人のCIA協力者、Nechkovと、出会う。
CIAが、ロシアン・マフィアに協力したら・・・
という、キャッチ・フレーズに誘われ、思わず手を伸ばしてしまった作品。
この第1巻では、壮年に差し掛かったと思われる、元CIA工作員の主人公が、現在のアメリカで、独自行っている捜査と、彼の過去が並行して語られています。
優れた諜報サスペンスを思わせる出だしです。
この巻はまだ、前置きにすぎなく、これから先、もっとおもしろくなるのではと、期待できるストーリー。
グラフィックの方は、クラシックなタイプのフランス漫画風。
だけど、主人公の顔の描き方に、あまりクセがなく、背景も丁寧に書き込まれているため、好感の持てるタイプの絵柄です。
過去と現在を並行して語る場合、どちらが過去でどちらが現在なのか、ごちゃごちゃしてしまうことが、良くあるのですが、この作品では、主人公の過去のモノローグと、現在の主人公のモノローグのバックカラーを変えてみたり、主人公の顔だけでなく、髪の色を変えてみたり(若い頃は黒髪で、現在は白髪)
と、工夫しているため、フランス漫画があまり得意でない私でも、すっきり理解する事が出来ました。
次巻が楽しみ。
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ストーリー : Stephen Desberg
作画 : Hugues Labiano
着色 : Chagnaud
出版社 : Dargaud
ISBN-10 : 2205054910
ISBN-13 : 978-2205054910
表装 : ハードカバー(24x1x32)48頁
全体評価 :(3/5)
ストーリー :(3/5)
グラフィック :(3/5)
フランス語難易度 :(2/5)
読みごこち :(4/5)
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
2003年、10月、フロリダで、CIAの腕利きエージェントのFloydは、ロシアン・マフィアに関する、ある調査を進めている。
このFloydの調査と並行して、彼の過去が語られる。
1945年、主人公のFloydは、4歳の時に、父親がソ連の共産主義者によって、戦争で殺されたという知らせを受け、生涯を共産主義との闘争に賭ける決意をする。
大学卒業後、Floydは、CIAで働くことを決意し、厳しい訓練の後、インドに派遣される。 当時、インドでは、ソ連とアメリカの工作員達が火花を散らしていた。
そこで、Floydは、ソビエト人のCIA協力者、Nechkovと、出会う。
CIAが、ロシアン・マフィアに協力したら・・・
という、キャッチ・フレーズに誘われ、思わず手を伸ばしてしまった作品。
この第1巻では、壮年に差し掛かったと思われる、元CIA工作員の主人公が、現在のアメリカで、独自行っている捜査と、彼の過去が並行して語られています。
優れた諜報サスペンスを思わせる出だしです。
この巻はまだ、前置きにすぎなく、これから先、もっとおもしろくなるのではと、期待できるストーリー。
グラフィックの方は、クラシックなタイプのフランス漫画風。
だけど、主人公の顔の描き方に、あまりクセがなく、背景も丁寧に書き込まれているため、好感の持てるタイプの絵柄です。
過去と現在を並行して語る場合、どちらが過去でどちらが現在なのか、ごちゃごちゃしてしまうことが、良くあるのですが、この作品では、主人公の過去のモノローグと、現在の主人公のモノローグのバックカラーを変えてみたり、主人公の顔だけでなく、髪の色を変えてみたり(若い頃は黒髪で、現在は白髪)
と、工夫しているため、フランス漫画があまり得意でない私でも、すっきり理解する事が出来ました。
次巻が楽しみ。
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