フランス漫画「Les Cités obscures」シリーズ最新刊
2008-01-10
「Les Cités obscures,
La théorie du grain de sable: tome 1」

* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
飛行船が飛び交う、架空の町Brüselが、この漫画の舞台。
Bugti族の男が、一族に伝わる宝石を売りに、Brüselの宝石商Elsa Autriqueのもとを訪れる。
彼が見せた宝石を一瞥したElsa は、これらの宝石は、流行おくれで売ることが出来ないけれど、彼が身に付けている宝石ならいい値で買い取る事が出来ると言う。
この宝石は、代々伝わる大事なものなので、売る事は出来ないと断る、男に、Elsa は、参考にしたいので、2,3日貸してくれと強引に頼みこむ。
しかし、彼女に宝石を預けた、男は、帰途につく途中、事故に遭い死んでしまう。
その頃、この町では、奇妙な現象が起こっていた。
あるアパートに二人の子供と住んでいるAntipova夫人は、毎日、居間の床が砂だらけになるのに気がつく。
同じ建物に住む、Constant Abeelsのアパートには、毎日、どこからともなく、違った形の石が忽然と現れた。 そして、ふと、思いついて、この石の重量を測ってみたConstantは、奇妙な事に、どの石も6793グラムである事を確認する。
又、近所に住む、レストランの主人、Mauriceは、食事を取るごとに、自分の体重が減っているのに気づく。
そして、Mary Von Rathen という、不可解な現象を専門に調査している女性が、Brüselに現れる。
普通、BDは、縦長の長方形サイズなのだけど、この作品は、横30x縦20の横長という変ったサイズのバンド・デシネです。
でも、本棚に、ちゃんと他のBDと並べて飾れるように、縦長サイズの箱に入っているとの事、カステルマン出版社の編集者の方の細かい配慮が感じられます。
(私は、この本も図書館で借りたため、この外箱は見た事がないので、この事実を知るまで、どうしてネット書店の写真と、私の読んだ本のカバーの写真が違っているのか・・・と、頭を悩ましてしまいました)
とっても不思議な漫画。
薄い灰色の背景に黒のペンタッチで描かれた、白黒の漫画です。
所々、作品を理解するキーポイントとなると思われる部分は、白く塗られています。
この上巻では、この白い部分がどういう意味を持つのか、読者には明かされていません。
エッチングっぽい感じのするグラフィックは、表現力豊かで、作品のミステリアスな雰囲気を十二分に伝えています。
そして、謎めいたストーリーも、漫画の域を超えて、読者に迫ってきます。
ああ、下巻はいつ出版されるの?
この作品は、独立した一つのお話となっているのですが、「Les Cités obscures」シリーズの第10巻目にあたる作品だそうです。
機会があったら、このシリーズ、1巻目から読んでみたいなぁと、思いました。
関連記事
「Les Cités obscures, La frontière invisible : tome 1」 
「Les Cités obscures, La frontière invisible : tome 2」 
La théorie du grain de sable: tome 1」

ストーリー : Benoît Peeters
作画 : François Schuiten
出版社 : Casterman
ISBN-10 : 2203343230
ISBN-13 : 978-2203343238
表装 : ソフトカバー(30x1x20)109頁
全体評価 :(4/5)
ストーリー :(4/5)
絵 :(4/5)
フランス語難易度 :(1/5)
読みごこち :(5/5)
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
飛行船が飛び交う、架空の町Brüselが、この漫画の舞台。
Bugti族の男が、一族に伝わる宝石を売りに、Brüselの宝石商Elsa Autriqueのもとを訪れる。
彼が見せた宝石を一瞥したElsa は、これらの宝石は、流行おくれで売ることが出来ないけれど、彼が身に付けている宝石ならいい値で買い取る事が出来ると言う。
この宝石は、代々伝わる大事なものなので、売る事は出来ないと断る、男に、Elsa は、参考にしたいので、2,3日貸してくれと強引に頼みこむ。
しかし、彼女に宝石を預けた、男は、帰途につく途中、事故に遭い死んでしまう。
その頃、この町では、奇妙な現象が起こっていた。
あるアパートに二人の子供と住んでいるAntipova夫人は、毎日、居間の床が砂だらけになるのに気がつく。
同じ建物に住む、Constant Abeelsのアパートには、毎日、どこからともなく、違った形の石が忽然と現れた。 そして、ふと、思いついて、この石の重量を測ってみたConstantは、奇妙な事に、どの石も6793グラムである事を確認する。
又、近所に住む、レストランの主人、Mauriceは、食事を取るごとに、自分の体重が減っているのに気づく。
そして、Mary Von Rathen という、不可解な現象を専門に調査している女性が、Brüselに現れる。
普通、BDは、縦長の長方形サイズなのだけど、この作品は、横30x縦20の横長という変ったサイズのバンド・デシネです。
でも、本棚に、ちゃんと他のBDと並べて飾れるように、縦長サイズの箱に入っているとの事、カステルマン出版社の編集者の方の細かい配慮が感じられます。
(私は、この本も図書館で借りたため、この外箱は見た事がないので、この事実を知るまで、どうしてネット書店の写真と、私の読んだ本のカバーの写真が違っているのか・・・と、頭を悩ましてしまいました)
とっても不思議な漫画。
薄い灰色の背景に黒のペンタッチで描かれた、白黒の漫画です。
所々、作品を理解するキーポイントとなると思われる部分は、白く塗られています。
この上巻では、この白い部分がどういう意味を持つのか、読者には明かされていません。
エッチングっぽい感じのするグラフィックは、表現力豊かで、作品のミステリアスな雰囲気を十二分に伝えています。
そして、謎めいたストーリーも、漫画の域を超えて、読者に迫ってきます。
ああ、下巻はいつ出版されるの?
この作品は、独立した一つのお話となっているのですが、「Les Cités obscures」シリーズの第10巻目にあたる作品だそうです。
機会があったら、このシリーズ、1巻目から読んでみたいなぁと、思いました。
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