フランス語の本紹介ブログは『 http://bibliophilie.blog3.fc2.com/』へ引越しました
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 2005年ベストセレクション その5
2006年01月10日 (火) | 編集 |
私が今年読んだ本の中で印象に残っている本を紹介する「年末特集シリーズ」第5回目は、当ブログですでに紹介済みの作品で、私が特に一押ししたい作品を紹介します。
本のタイトル部分をクリックすると、記事へ飛ぶことが出来ます。

小説

「MALATAVIA」

とにかく、面白くて楽しめた本。この本の初めの方に出てくるフランス人のカリカチュア的描写には、大爆笑、なかなか的を得ていると思いました。ちょっとリアリティーに欠けるところがあるけれど、それも許す気分になれちゃう、とおっても魅力的な作品でした。
作品を紹介した時には、ソフトカバーのみでしたが、現在はfolioからペーパーバック版が出版されています。

「Quatre soldats」

「終わりの雪」の邦訳が出版され、日本でも知られてきた、Hubert Mingarelli のMedicis賞、受賞作です。
文学好きの私には、涙なしでは読み終えることが出来なかった作品。
淡々とした文章で、文字を綴ることが、どれ程贅沢な行為であるかを語った作品。
とても平易なフランス語で書いてあり、超読みやすい作品です。
「終わりの雪」が気に入った方にはもちろんの事、「終わりの雪」を読んで、Hubert Mingarelli は、ちょっと・・・と、思った人に、特にお勧めしたい作品です。

「L'homme de la frontière」

上記の2作に比べると、やや小粒な作品ですが、これもなかなか掘り出し物。
考え抜かれたプロットには、おもわずうならされてしまいました。
楽しみが激減してしますので、本の裏表紙の紹介文を読まずに、読むことをお勧めします。

フランス漫画 ( BANDE DESSINEE)

私は、フランス漫画は、基本的には、あまり好きではありません。
第一に、読むところが多すぎる。 日本の漫画だったら、絵で表現する様な所が、往々にして、ごじゃごちゃとして、とりとめもなく、文才に欠ける、主人公のセリフになっているので、はっきり言って、読むのがかったるいのです。
ちんたらした、陳腐なセリフを延々と読むより、小説を読んだ方がずっとまし、と思ってしまいます。おまけに、フランス漫画の絵柄も、私の趣味に合うのは、ホント少ない!
下記の4冊は、そんな私のフランス漫画観を見事に覆してくれた作品です。

「LE BAR DU VIEUX FRANCAIS, EDITION INTEGRALE」

モロッコ人の両親の間でフランスに生まれた少女と、幼い妹の命を救うためアフリカのある村を逃げ出した孤児の少年、
この二人のハイティーンの男女の自分探しの物語。
なかなか情緒だっぷり、個性的な絵の、素敵な作品です。

「CHUTE DE VELO」

普通の人の何気ない生活の中にドラマが・・・
私が、初めて読んだEtienne DAVODEAUの漫画で、私が、DAVODEAU氏のファンにした、きっかけとなった作品です。

「Muchacho」

Tachito大統領の独裁下にある、中央アメリカのニカラグアを舞台に、たぐい稀な絵の才能を持った少年が成長して行く過程を、民衆の反政府運動に絡めて描いた作品。私が、第2巻の出版を心待ちにしている作品です。

「Coeur Tam-Tam」

Tonino Benacquistaの短編をBD化した作品。
ワハッハと笑い、しみじみ幸せな気持ちになれる作品です。
絵、読みやすさ、ストーリーが3拍子そろった、誰にでもお勧めできるフランス漫画だと思います。



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