2005年ベストセレクション その2
2006-01-06
私が2005年に紹介した本の中で特に印象に残っている本を紹介するシリーズ、第2回目は、Famille Malaussèneシリーズで有名なダニエル ぺナック氏が子供向けに書いた作品を取り上げる事にします。
Coup de coeur
(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)
見てくれが悪かったため、溺死させられそうになった主人公の小犬は Gueule noire という野良犬に助けられます。
Gueule noire と一緒に、ニースのごみ収集所で、暮らし始め、それなりに幸せな日々を送っていましたが、ある日、Gueule noire は事故に遭い、「飼い主をみつけなさい」と言い残し、この世を去ります。そんなわけで、主人公の犬は、ごみ収集所を後にし、飼い主を探すため、旅に出ます。そして、紆余曲折を経て、主人公の犬は、ある女の子に引き取られる事になったのですが・・・
この作品は、私が好きなダニエルぺナックの作品の中でも、かなり、気に入っている作品です。子供向けに書かれた作品ですが、大人が読んでも、十分読み応えのある、動物好きには、堪えられない本です。
犬の目から見た、人間っていうのは、なんて、わがままで、理解し難く、犬の気持ちなんか、ちっとも分かってくれないので、そのため、犬は、いつも苦労している。そんな犬の気持ちが、ひたひたと伝わって来ました。
「おらぁ、飼い主をうまく、しつけられなかった」と、
野良犬が、主人公のイヌに、ぐちるあたりでは、思わず、笑いがこぼれました。
そんなどうしようもない、人間の中にも、いい人はいるわけで、主人公の犬がそんなタイプの人間に巡り会う場面には、思わず、ほろりとしてしまいます。
色々な辛酸をなめた、主人公の犬が、やっと本当の幸せを手にする、ラストのシーンは、とても感動的で、思わず、涙ぐんでしまいました。
又、巻末の、作者による、犬に対する、回想録も、とても、素敵。
犬を飼う時にはお互い(犬と飼い主)の尊厳を尊重する事が大事、という、提言には、納得させられます。
動物を飼う前に、是非、子供に読ませたい本ですが、大人が読んでも、十分楽しめる作品です。
この書評は、Yahoo Blog フランス読書に以前投稿した書評を一部加筆、修正したものです。
Daniel PENNAC の著作に関する記事
Coup de coeur
「Cabot-Caboche 」
著者 : Daniel Pennac
出版社 : Pocket junioir (pocket)
ISBNコード : 2843373433
表装 : ペーパーバック(14x2x21)227頁
| 本の内容 | ☆☆☆ | 17/20 |
| フランス語難易度 | # | 易しい |
| 読みごごち | ♪♪♪ | .すらすら読めました |
(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)
見てくれが悪かったため、溺死させられそうになった主人公の小犬は Gueule noire という野良犬に助けられます。
Gueule noire と一緒に、ニースのごみ収集所で、暮らし始め、それなりに幸せな日々を送っていましたが、ある日、Gueule noire は事故に遭い、「飼い主をみつけなさい」と言い残し、この世を去ります。そんなわけで、主人公の犬は、ごみ収集所を後にし、飼い主を探すため、旅に出ます。そして、紆余曲折を経て、主人公の犬は、ある女の子に引き取られる事になったのですが・・・
この作品は、私が好きなダニエルぺナックの作品の中でも、かなり、気に入っている作品です。子供向けに書かれた作品ですが、大人が読んでも、十分読み応えのある、動物好きには、堪えられない本です。
犬の目から見た、人間っていうのは、なんて、わがままで、理解し難く、犬の気持ちなんか、ちっとも分かってくれないので、そのため、犬は、いつも苦労している。そんな犬の気持ちが、ひたひたと伝わって来ました。
「おらぁ、飼い主をうまく、しつけられなかった」と、
野良犬が、主人公のイヌに、ぐちるあたりでは、思わず、笑いがこぼれました。
そんなどうしようもない、人間の中にも、いい人はいるわけで、主人公の犬がそんなタイプの人間に巡り会う場面には、思わず、ほろりとしてしまいます。
色々な辛酸をなめた、主人公の犬が、やっと本当の幸せを手にする、ラストのシーンは、とても感動的で、思わず、涙ぐんでしまいました。
又、巻末の、作者による、犬に対する、回想録も、とても、素敵。
犬を飼う時にはお互い(犬と飼い主)の尊厳を尊重する事が大事、という、提言には、納得させられます。
動物を飼う前に、是非、子供に読ませたい本ですが、大人が読んでも、十分楽しめる作品です。
この書評は、Yahoo Blog フランス読書に以前投稿した書評を一部加筆、修正したものです。
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