フランス人漫画家Baudoin氏の自伝的漫画
2007-09-21
「Piero」
著者 : Baudoin
出版社 : Seuil
ISBN-10 : 2020323222
ISBN-13 : 978-2020323222
表装 : ソフトカバー(14x1x21)123頁
全体評価 :(4/5)
ストーリー :(4/5)
絵 :(3/5)
フランス語難易度 :(1/5)
読みごこち :(5/5)
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
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主人公の男の子、Edmond こと、Momonと、1歳半年下の弟PierreことPiéroは、大の仲良し。
Piéroは、百日咳の後遺症で、体が弱く、外で遊んだり、幼稚園へ行くことが出来なかったため、MomonとPiéroは、いつも一緒に、絵を描きながら毎日を過ごしていた。
両親の都合で、MomonとPiéroは、同じ歳に、小学校に入学。
いつも、一緒の二人だったのだけど、別々のクラスに分かれてしまったのが、Momonには、不満。
だけど、Momonは、ずば抜けた絵の才能のおかげで、次第にクラスの仲間とも打ち解けてゆく。
MomonとPiéroが、共に成長してゆく様子を描いた、Baudoin氏の自伝的作品と思われる作品。
鉛筆を思わせる荒いタッチで描かれた白黒漫画です。
弟であり、親友であり自分の分身のようなPiéroへの想いと、
想像力にあふれた、Baudoin氏の幼年時代が、空想と現実の中を行き来しながら、軽やかに、語られます。
巷に溢れている、幼年期の回想録とは、一線を画している、センシビリティーに溢れた、詩的な漫画。
心の中の柔らかい場所にビンビン響いてくる、そんな不思議な作品でした。
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