Lire en FETE - フランス語の本の読書ガイド

フランスの現代作家の小説、BD(フランス漫画)を中心に、私が読んだフランス語の本を紹介

パリ郊外の不良少年が主人公のBD「Hors limites」

「Hors limites 」

hors limite
  ストーリー : Daeninckx
 作画 : Hanouka
出版社 : Hors Collection
ISBN-10 : 2258055989
ISBN-13 : 978-2258055988
表装 : ハードカバー(241x31)50頁
 

全体評価 : (3/5)
ストーリー : (3/5)
絵      : (3/5)
フランス語難易度 : (2/5)
読みごこち : (5/5)

* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら


治安に問題があるので、時々ニューズで話題になるパリの郊外の Seine Saint Denis に住む、17歳のEric Deshuatsの父親は、彼が前科持ちの友達と付き合い始めた事を、心配し、電話帳で見つけた私立探偵の元を訪れる。

私立探偵は、Ericの仲間の事を警察に密告して、Ericを仲間と分かれさせるように仕向けたら・・・と、父親に提案する。

一方、Ericは、Mariaという恋人がいるが、真面目なMariaと、Ericの仲間達とは、あまりウマが合わない。

そんな、ある日、Ericは、仲間達が計画した倉庫あらしに、参加することに決心する。



とても、読みやすく、漫画化されており、すらすら読めた作品。

クラシックなタイプのBDの様に細いペンタッチで、細かく描かれた漫画ではなく、太い輪郭で縁取られ、アクセントの強い着色がなされたグラフィック。

どちらかというと、シンプルタイプのペンタッチですが、背景の描き方などと見ると、デッサンの基礎をしっかりと身に着けた実力のある書き手による漫画という事がわかります。

人物の書き方には、少々くせがありますが、背景の書き方は、とてもセンスがいいと思いました。

フランスでは、かなり名の通っている推理小説作家、Daeninckxが、原作を手がけています。

複数の人々の思惑が複雑に絡み、思いがけない方向へと現実が進んで行ってしまう様子を書いた、短編サスペンス。
思いがけないラストには、声を失いました。

ストーリー、絵共に、全体的にそつなくまとまっている作品なのですが、どういうわけか、作品が発するインパクトが薄く、読み終わった後に、なにか物足りないという思いを感じてしまいました。

 | HOME | 

文字サイズの変更

INDEX

全記事表示

著者名索引

カテゴリー 別索引

お勧めのフランス語の本

多読向きのフランス語の本


Lemon.fr へメッセージを送る


プロフィール

lemon.fr

Author:lemon.fr
日本語の本が入手しづらい環境にありながら、活字中毒症から抜け出す事が出来ないため、フランス語の本を読んでいます。
Lemon.frのもっと詳しいプロフィールを見る


私が実際読んでみて感じたままに、独断と偏見で評価しています。
もし、あなたの評価と違ったらごめんなさい。m(_ _)m


このブログはリンクフリーです。事前に承諾をとらなくて結構です。 
でも、「リンクしたよん」と言って頂けると、とっても嬉しいので、お暇がありましたらご連絡下さい。

本ブログでは、コメント、TBは受け付けておりません。ご意見は、こちらから、お願いします 

本ブログの記事を、引用、転記する場合には、引用元を必ず明記下さるようお願いします。

star



ブログ内検索

カレンダー & アーカイブ

プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2008年10月 | 11月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -


ソーシャルブックマーカー


SEO対策

アマゾン・フランスで本を検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

青空文庫新着(本棚)

今日のレシピ

ホームページ アフィリエイト レンタルサーバーFC2ブログ 専門学校

Template by たけやん