Lire en FETE - フランス語の本の読書ガイド

フランスの現代作家の小説、BD(フランス漫画)を中心に、私が読んだフランス語の本を紹介

ウクライナ出身の学生が活躍するフランスの推理漫画「Luka」第1巻

「Luka, tome 1 : C'est toujours une histoire de femme 」

luka 1
  ストーリー : Denis  Lapière
 作画 : Gilles Mezzomo
 着色 : Béatrice Monnoyer
出版社 : Dupuis
ISBN-10 : 2800124008
ISBN-13 : 978-2800124001
表装 : ハードカバー(22x1x30)48頁
 

全体評価 : (3/5)
ストーリー : (3/5)
絵        : (3/5)
フランス語難易度 : (1/5)
読みごこち : (5/5)

* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら



子供の頃、ウクライナからフランスへ移住して、現在マルセイユの大学に通っている主人公のLuka こと、Luka Borschogovochnyy は、Sainte Noire というアルプスの麓にある村の警察署で、社会学の学術論文の執筆のため、研修中。

折りしくも、女性の惨殺死体が、発見される。 警察の捜査方法に、苛立ちを感じたLukaは、独自に捜査を始めるが・・・


現在第8巻まで刊行されている、この推理漫画「Luka」シリーズは、2巻で一つのエピソードが完結する、連作中篇シリーズだそうです。

この第1巻と2巻は、Sainte Noireという、山に囲まれたのどかな田舎町に起こった連続女性惨殺事件がテーマとなっています。

スピード感があり、とても快適な読み心地の漫画。

絵の方は、クラシックなフランス漫画のテクニックで書かれており特筆する所はありませんが、背景など丁寧に描き込まれているし、各コマのレイアウトも良く考えて書かれている、しっかりとした作画技術の持ち主の手による作品という印象を受けました。
ただ、人物の顔の書き方に、癖があると感じられる方もいるかもしれません。

ストーリーの方は、後半を読んでみないことには、何とも言えませんが、第1巻を読む限りは、手堅く書かれたクラシックなタイプの推理小説、といった趣です。


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