狂牛病の問題をミノタレスの神話になぞらえたBD「パンドラボックス第3巻」
2006-12-13
「Pandora Box, Tome 3 : La gourmandise」
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
エチオピアの飢餓のため、孤児になったTézéは、フランス人夫妻の養子となった。
それから、約20年後、厚生大臣となった、Tézéの養父は、Tézéをフランス食品衛生委員会(l’AFSSA) の委員長に任命する。
彼が、委員長の地位についてから、新しいタイプの狂牛病に罹った牛が見つかり、狂牛病と同様の症状の患者が、相次いで死亡する。
この新しいタイプの狂牛病で息子を失くした婦人に、Tézéは、この新しい、狂牛病の原因を突き止め、
責任を明確にすることを誓うのだが・・・
パンドラボックス第2巻のタイトルは「La gourmandise (暴食)」 、
元になっているのは、ギリシャ神話の「テーゼとミノタレス」、
テクノロジーとしては、狂牛病の騒ぎを通じて話題を集めた、「人工飼料の使用などに代表される、新しい畜産技術」が取り上げられています。
とっても、リアリティーがあるストーリーでした。
自分達が毎日、口に運んでいるものが、どういう経過で生産されているのかが、曖昧な現在、この手の話には、背筋が冷たくなる思いがします。
私達が毎日食べている肉が、実は、・・・ を食べて育ってきたとしたら・・・
やっぱり、気持ち悪いような気がします。
現在の先進国の食品工業と、それを管理する者達へ鋭い疑問を投げかける内容です。
決して単純なストーリーではなく、少々読むところは多いのですが、滑らかに、漫画化されているので、すんなり理解することが出来ました。
絵の方は、人物の顔の描き方に、改善の余地がある、と言う人もいますが、人物、背景共に、丁寧に書き込まれており、全体的に好感の持てる絵柄です。
社会派タイプの読み応えのあるフランス漫画でした。
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ストーリー: Didier ALCANTE
作画 : Steven DUPRE
着色 : USAGI
出版社 : Dupuis
ISBN-10 : 2800136308
ISBN-13 : 978-2800136301
表装 : ハードカバー(24x1x30) 54頁
全体評価 :(4/5)
ストーリー :(5/5)
絵 :(3/5)
フランス語難易度 :(3/5)
読みごこち :(3/5)
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
* この表の見方はこちら
エチオピアの飢餓のため、孤児になったTézéは、フランス人夫妻の養子となった。
それから、約20年後、厚生大臣となった、Tézéの養父は、Tézéをフランス食品衛生委員会(l’AFSSA) の委員長に任命する。
彼が、委員長の地位についてから、新しいタイプの狂牛病に罹った牛が見つかり、狂牛病と同様の症状の患者が、相次いで死亡する。
この新しいタイプの狂牛病で息子を失くした婦人に、Tézéは、この新しい、狂牛病の原因を突き止め、
責任を明確にすることを誓うのだが・・・
パンドラボックス第2巻のタイトルは「La gourmandise (暴食)」 、
元になっているのは、ギリシャ神話の「テーゼとミノタレス」、
テクノロジーとしては、狂牛病の騒ぎを通じて話題を集めた、「人工飼料の使用などに代表される、新しい畜産技術」が取り上げられています。
とっても、リアリティーがあるストーリーでした。
自分達が毎日、口に運んでいるものが、どういう経過で生産されているのかが、曖昧な現在、この手の話には、背筋が冷たくなる思いがします。
私達が毎日食べている肉が、実は、・・・ を食べて育ってきたとしたら・・・
やっぱり、気持ち悪いような気がします。
現在の先進国の食品工業と、それを管理する者達へ鋭い疑問を投げかける内容です。
決して単純なストーリーではなく、少々読むところは多いのですが、滑らかに、漫画化されているので、すんなり理解することが出来ました。
絵の方は、人物の顔の描き方に、改善の余地がある、と言う人もいますが、人物、背景共に、丁寧に書き込まれており、全体的に好感の持てる絵柄です。
社会派タイプの読み応えのあるフランス漫画でした。
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