クリスマスプレゼントの起源を語った童話
2006-11-19
「Une seconde avant Noël」
著者 : Romain SARDOU
出版社 : Pocket
ISBN-10 : 226616807X
ISBN-13 : 978-2266168076
表装 : ペーパーバック(11x18) 288頁
全体評価 :(2/5)
フランス語難易度 :(2/5)
読みごこち :(4/5)
* 上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい
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1985年のイギリスCokecuttleで、この作品の幕は上がる。
孤児のHaroldは、意地悪な、ミスParrottが支配する、地獄のような孤児院を抜け出して、港に居を定めたホームレスのFalouと、一緒に、貧しいながらも幸せに暮らしていた。
Falouは、港でに卸される、箱の中にクッション代わりに入っている新聞、雑誌の切れ端をコレクションして読んでいる、ひどく物知りで、教養に溢れている人物。
Harold は、Falou から、読み書きを教わり、金持ちの子弟に、決して引けを取らない教養を持っていた。
ある日、煙突掃除工として働くための試験を受けたHaroldは、一緒に試験を受けた子供達 の陰謀にはまり、試験をしくじってしまう。
しかし、それは、Haroldをこれから襲う数々の不幸の始まりにすぎなかった。
クリスマス・プレゼントの起源がテーマの童話。
この本は、図書館の大人向け書籍のコーナーにありました。
内容は、幼稚園又は、小学校に通うの子供向けみたいだけど、この年齢の子供達が自分達で読むには、挿絵がない上、長すぎて、ちょっと難しすぎる、といった中途半端な本だという感想を私は受けました。
可哀想なみなしごや、貧しい家庭に育った子供達が、訳もなく、意地悪な大人から虐待される話なのですが、作中に
「この国では・・・」
という、言い回しが、子供達が大人からいじめられる場面で、出て来ます。
フランスでも、この時代には、貧しい家庭の子供達が受けた待遇は、似たりよったりなのに、イギリスだから、という事を強調する(という風に読んでいると感じる)著者の態度には、自分の国の事を棚に挙げて、他の国の批判ばかりする、典型的なフランス人の悪所を感じてしまい、少々不快な気分になりました。
Harold が、意地悪な大人の間で、苦労する下りは、中々読ませるのですが、小人や妖精等々、が登場するファンタジー的な場面になると、文章が説明調になり、がらりと彩色を失い、つまらなくなります。
第1.2章は、面白かったのですが、第3章に入ると、小人達を中心に話しが展開し、ストーリーが予想通りに進行していくため、私はこの本を最後まで読むのに、かなり苦痛を感じました。
今まで、ファンタジー系の作品を読んでいてこんな事を感じた事はないのですが、ファンタジーを書くには、特別な表現力と想像力が必要なみたいです。
どんな大人が読んでも、十二分に楽しめるタイプの童話ではありませんが、小さい子供さんに、クリスマスが近づいた頃、毎晩、少しずつ、夜寝る前に読んで聞かせるのには、もってこいのお話だと思いました。
第1,2章と比べると、ストーリーの魅力が劣るため、第3章の読み心地は決して、快適とは言いがたいのですが、とても、読みやすい文章でかかれているので、読み心地の評価は、



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