「Nahik」の謎が明かされる「Le Décalogue 第9巻」
2006-06-20
「Le Décalogue, Tome 9 - Le papyrus de Kom-Ombo」
(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)
1798年、ナポレオンのエジプト遠征に加わった、Eugène Nadal指揮官と、アラブ文化に精通して、絵と文才に長けているFernand Desnouettesの二人が、この作品の主人公。
彼らの分隊は、Kôm-Ombo砂漠でマムルーク人の兵士達の追撃に合い、Eugèneは、負傷してしまう。Fernand は、負傷したEugèneを連れ、それと知らずにThotの迷宮の中へ逃げ込む。
数日後、目を覚ましたNadalは、自分が伝説の聖地にいることに気づく。彼が気を失っている間、Fernand はNadalを馬背に乗せ、迷宮を彷徨っているところを、この伝説の町の住人に助けられ、聖地とよばれているこの町までたどり着いたのだった。
町の住人達の治療を受け、傷をいやすNadalに、Desnouettesは、住人達が宝として大事に保管しているらくだの骨と、イスラム教の教祖マホメットの遺志を古代アラビア語でしたためたパピルスを見せる。
この書物がイスラム教を信仰する人々の目に触れたなら、フランス軍によるエジプト制覇が、楽に行えると信じたNadalは、この書物を町から持ち出そうと画策する。
いよいよ、核心に近づいてきた、「Le Decalogue」シリーズの第9巻目です。
「Nahik」についての謎の大部分が、この巻で明らかになります。
この巻には、今まで「Nahik」が辿ってきた年表がついているので、「Nahik」の本ならびに、手書き原稿、挿絵等がどの様に、人々の手を経てきたのかが人目で分かるようになっています。
人物の描き方には、少々くせがありますが、風景がセンスよくかつ丁寧に書き込まれている好感の持てる絵柄です。
読むところがちょっと多めですが、7,8巻と比べるとずっと読む易くなっています。初めの部分は、いささか読みにくい感じを受けましたが、中ほどからは、話が一気に展開するので、グングンと話に引き込まれていきました。
「Le Decalogue」シリーズのストーリーの要となる話なので、ファンなら是非読んでおきたい1冊だと思います。
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ストーリー : Frank GIROUD
作画 : Michel Faure
着色 : Jean-Jacques Chagnaud
出版社 : Glenat
ISBN-10 : 2723435725
ISBN-13 : 978-2723435727
表装 : ハードカバー(24x1x30)54頁
| 本の内容 | ☆☆☆ | 16/20 |
| フランス語難易度 | ♯♯ | 普通 |
| 読みごごち | ♪♪♪ | まあまあ |
(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)
1798年、ナポレオンのエジプト遠征に加わった、Eugène Nadal指揮官と、アラブ文化に精通して、絵と文才に長けているFernand Desnouettesの二人が、この作品の主人公。
彼らの分隊は、Kôm-Ombo砂漠でマムルーク人の兵士達の追撃に合い、Eugèneは、負傷してしまう。Fernand は、負傷したEugèneを連れ、それと知らずにThotの迷宮の中へ逃げ込む。
数日後、目を覚ましたNadalは、自分が伝説の聖地にいることに気づく。彼が気を失っている間、Fernand はNadalを馬背に乗せ、迷宮を彷徨っているところを、この伝説の町の住人に助けられ、聖地とよばれているこの町までたどり着いたのだった。
町の住人達の治療を受け、傷をいやすNadalに、Desnouettesは、住人達が宝として大事に保管しているらくだの骨と、イスラム教の教祖マホメットの遺志を古代アラビア語でしたためたパピルスを見せる。
この書物がイスラム教を信仰する人々の目に触れたなら、フランス軍によるエジプト制覇が、楽に行えると信じたNadalは、この書物を町から持ち出そうと画策する。
いよいよ、核心に近づいてきた、「Le Decalogue」シリーズの第9巻目です。
「Nahik」についての謎の大部分が、この巻で明らかになります。
この巻には、今まで「Nahik」が辿ってきた年表がついているので、「Nahik」の本ならびに、手書き原稿、挿絵等がどの様に、人々の手を経てきたのかが人目で分かるようになっています。
人物の描き方には、少々くせがありますが、風景がセンスよくかつ丁寧に書き込まれている好感の持てる絵柄です。
読むところがちょっと多めですが、7,8巻と比べるとずっと読む易くなっています。初めの部分は、いささか読みにくい感じを受けましたが、中ほどからは、話が一気に展開するので、グングンと話に引き込まれていきました。
「Le Decalogue」シリーズのストーリーの要となる話なので、ファンなら是非読んでおきたい1冊だと思います。
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