Lire en FETE - フランス語の本の読書ガイド

フランスの現代作家の小説、BD(フランス漫画)を中心に、私が読んだフランス語の本を紹介

「Nahik」の執筆経過が明らかになる「Le Décalogue 第8巻」

「Le Décalogue, Tome 8 - Nahik」

deca 8
  ストーリー : Frank GIROUD
 作画    : Rollin
 着色   : Jean-Jacques Chagnaud
出版社 : Glenat
ISBN-10 : 2723435717
ISBN-13 : 978-2723435710
表装 : ハードカバー(24x1x30)56頁


 本の内容☆☆13/20
 フランス語難易度♯♯普通
 読みごごち♪♪ まあまあ

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



1813年のBergenstadtでの、戦いで、負傷した、le Général Alexandre Fleuryと、その妻、Ninonと、息子Benjamin、は、フランスに住んでいる著名な作家であるNinonの弟(兄?)Hectorの屋敷に、一時、居候することになった。

Hectorは、屋敷の塔の一室に、精神に異常をきたした兄のEugèneを住まわせていた。Ninonの事がわかり、とてもやさしい表情をうかべるEugèneだが、彼は、夜毎に奇声を発して、Ninon達の眠りを妨げた。

Eugèneの病を治療すると同時に、彼がたびたび発する「Nahik」という言葉の意味を知るため、Ninonは、催眠術を使う著名な精神医、Vauvertを屋敷に招く。



この巻も、7巻と同様、読むところが、少々多めの作品です。
でも、第7巻を読んだ後なので、免疫が出来ていたせいか、それほど、読むのに苦痛を感じませんでした。

なかなか、起伏に富んでいるストーリーなので、読んでいて退屈しませんでした。

絵も、人物のキャラクターや、感情がうまく表現されているし、背景もとても丁寧に書かれているので、好感が持てます。

書物として、「Nahik」が、どの様な経過で出版されたのかが明確になった第7巻より、さらに「Nahik」の謎の核心へ近づいて行き、この第8巻では、「Nahik」の原稿が同様な経過で書かれたのかが、明らかになります。

「Nahik」の内容についての鍵は、この作品に出てくるEugèneが握っているのだと思いますが、それについては、9巻で明らかになるのではないかと思います。

9巻を読むのが楽しみ!

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