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 フランス製グルメ推理小説
2005年06月10日 (金) | 編集 |
「Addition salée au CROISIC 」

著者 : Christophe Chaplais
出版社 : Alain Bargain

Le Gastronome FrancCais というレストランのグルメガイドブックの記者 Arsène Barbaluc は、内務大臣から、殺人事件捜査に協力する様、依頼を受け、ナントへ向う。
彼の任務は、SRPJ(地方刑事警察)の Michele Archambaud 警視と共に、首と肢体のない死体の胃に残っていた食材から、被害者が、最後にどこのレストランで、食事をしたか、突止めるという物だった。


「Jambon au torchon」、「Bar A la diable」、「Beurre de Homard」等々、料理にちなんだタイトルが各章に、付けられている、グルメ推理小説。

でも、各章のタイトルは、その章で展開するストーリーに、なぞられて付けられているので、良く見てみると、レストランのメニューにある料理の名前みたいだけど、こんな料理ないよん。
でも、あったら面白いのに・・・なんていうものもあります。

ブルターニュ地方の、フランスの一流レストランの料理が、沢山出て来るので、この作品を通して、Le Croisic 近郊の、ミニグルメ観光をする事が出来ます。

推理小説を通して、フランス料理の紹介する、というアイデアは、悪くないのですが、推理小説としての出来は、????? という感じ。

クラシックなタイプの推理小説なのですが、所々、私には、作中人物の行動に、必然性が全く感じられない場面があり、今一つ、作品にのめりこむことが出来ませんでした。

「どうして、こんな、七面倒な事する必要があるの?」
という疑問が、何度も、頭の中に浮かんで来ました。

全体的な作品としてのアイデアは悪くなかっただけに、そこのところ、大変、残念に思えました。

それでも、フランス料理に興味のある人には、気に入っていただけるかもしれません。



この記事は、2005年6月10日に、Yahooブログ「フランス読書日記」にアップしたものを、
「フランス読書日記」の閉鎖に伴い、本ブログに転載したものです。




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