「Sillage」シリーズのベスト作!?
2006-05-17
Coup de coeur
「Sillage, tome 3 : Engrenages」
ストーリー : Jean-David Morvan
作画 : Philippe Buchet
出版社 : Delcourt
ISBNコード : 2840554488
表装 : ハードカバー(24x1x32)
| 本の内容 | ☆☆☆ | 16/20 |
| フランス語難易度 | # | 易しめ |
| 読みごごち | ♪♪♪ | すらすら読めました |
(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)
今回の舞台は、TR-JJ 69と呼ばれる氷河に覆われた惑星。
前回Sillageが、偵察した際には、たいした資源も、文明も認められなかったこの惑星は、短期間で、文明が一気に発展し、人類に、とても似ている新しい種が惑星を支配するようになっていた。
惑星の偵察に送り込まれたNavisは、Clementという、反政府活動のリーダーの命を救い、彼の信頼を得ることに成功する。
町から、離れている、氷原の地下に隠されている工場が、この惑星の秘密をとく鍵であるとにらんだNavisは、Clementと共に、町から離れている氷原の地下に隠された工場へ向かう。
いよいよ、面白くなってきた、Sillageシリーズ。
読み心地もとってもいいし、人種差別と、独裁主義を暗に批判している骨のあるストーリーです。
革命軍を指揮するクレモン(Clement)を通して、現在の政治家、革命家たちの矛盾を指摘しています。
架空の世界を通して、現在の社会を批判するのがSFに科された使命、と思っている私を、大変満足させてくれた、骨のあるストーリーでした。
そんな中々、読み応えがあるストーリー。それに加えて漫画化の仕方も、1,2巻より親切なので、とても読みやすい作品でした。
私は、現在、Sillageシリーズは、7巻までしか読んでいませんが、今まで読んだ中で、最も完成されている作品だと思いました。
このSillageシリーズ、1,2巻は、読み心地があまり良くないし、作品のも出来も今ひとつ。
1.2巻を読んでいなくても、この本のストーリーは理解することが出来るので、私はあえて、Sillageシリーズは、この3巻を最初に読んで、気に入ったら、1,2巻をお読みするよう、お勧めしたいと思います。
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- 「Sillage, tome 6: Artifices」
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