Lire en FETE - フランス語の本の読書ガイド

フランスの現代作家の小説、BD(フランス漫画)を中心に、私が読んだフランス語の本を紹介

フランス推理作家が主人公のサスペンス小説


Lettre tueurs
   「Lettre à mes tueurs」 
著者 : René Frégni
出版社 : Folio (Gallimard)
ISBNコード : 2070305538
表装 : ペーパーバック(2x11x18)241頁
 




 本の内容☆☆12/20
 フランス語難易度普通
 読みごごち♪♪♪ すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



茹るような暑さの夏のマルセイユが舞台。
インスピレーションが浮かばずに、白紙の用紙の前で、頭を抱えている主人公の作家のアパートへ、幼馴染のCharlieが飛び込んでくる。

長い間、会ったことのなかったCharlieは、犯罪に手を染め、その世界では、かなり、名を上げているとの噂だった。

傷を負ったCharlieは、主人公に、デジタルカセットを渡すと、主人公のアドヴァイスに従い、バルコニーから、屋根伝いに逃げることに成功する。
Charlieから預かったデジタルカセットをベランダの植木鉢に隠した主人公は、Charlieの後を追ってきた警察官らにドアを開ける。

Charlieとの関係に疑いを抱い主人公は、警察署まで、連れて行かれ、尋問を受ける。

警察署から帰ってきた、主人公は、アパートがめちゃくちゃに荒らされており、植木鉢の中に隠したはずのカセットが消えているのに気づく。そして、アパートに隠れていた、凶暴な殺し屋に
「Charlieから預かった物をよこせ」
と脅かされる。やっとのことで、殺し屋から逃げることに成功した、主人公は、Charlieから、緊急の場合のみに連絡、と教えられた電話番号を回す。


まっとうな人生を歩んでいたのだけど、ひょんなことから殺し屋に命を狙われる羽目になった作家が主人公のサスペンス小説。
スピーディーに話しが進むので、読みやすかったです。
平凡な一人の男が、殺し屋に追いかけられて、あちこち、逃げ回ったり、幼馴染の脱走に手を貸したりと、どんどん危ない橋を渡って行く毎に、危険に身をさらすのに楽しみを覚えて行く様子が語られています。
本のカバーにある著者紹介によると、Frégni氏は、実際に刑務所で、文章講座を担当しているとの事、そんなわけで、この作品に出てくる刑務所の描写には、なかなかリアリティーがあります。

ラストで、作品中に出て来た謎が全て明かされるのではないかと、期待していたのですが、分からない事が残ったまま、終わってしまうので、読後に少々フラストレーションが残りますが、それなりに楽しめた作品でした。
もしかしたら、Frégniさんは、続編を書くつもりで、こんなラストにしたのかもしれませんね?
その後、主人公がどうなるのか、気になって仕方がない作品でした。

頭を使わない、軽いものを読みたいときにお勧めの作品です。


René Frégni の他の作品に関する記事

BENACQUISTAファンの方へ、まぎらわしいのでご注意下さい。


boite
   「La boîte noire etautres nouvelles」    
著者  : Tonino BENACQUISTA
 出版社 : Folio (Gallimard)
ISBN-10 : 2070422003
ISBN-13 : 978-2070422005
表装 : ペーパーバック(11x1x18)123頁  



tout
   「Tout à l'ego」
著者  : Tonino BENACQUISTA
 出版社 : Folio (Gallimard)
ISBN-10 : 2070417085
ISBN-13 : 978-2070417087
表装 : ペーパーバック(11x18)



 本の内容☆☆☆16/20
 フランス語難易度##普通
 読みごごち♪♪♪ .すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



「La boîte noire etautres nouvelles」

短くて読みやすい、小気味のいいオチが付いた、以下の5つの短編小説が収められている短編小説集です。

私は、個人的には、あっと言わせるラストの「La boîte noire」 と、しみじみとした情緒のある「La voilière」 が好きです。

「La boîte noire」

主人公が昏睡状態の時にしゃべった 「うわごと」を夜勤の看護婦が、メモに取っておいた。
彼が全快して、退院する時、彼女から手渡された「うわごと」のメモを元に、彼は、少しずつ、封印されていた記憶をよみがえらせて行く。
最近、映画化された作品です。 『BENACQUISTAの短編で、ベストを選ぶなら、やはり、この作品』と、押す人の多い名作です。

「La voilière」

たった一人の肉親である、伯父の死に目に合いに来た主人公に、伯父は、「LA VOILIERE(鳥小屋)のそばに埋めてくれ」と謎の遺言を残して、この世を去る。
伯父の最後の望みをかなえるため、主人公は、この謎の言葉の意味を探ろうとする。
しみじみする、最後がとても良かったです。


「Un temps de blues」

雨宿りした喫茶店での、ある特殊な能力を持った主人公のモノローグ


「Transfert」

ちょっと頭は足りないけれど、一緒にいても疲れないはずだった妻。どういうわけか、ある日彼女は、主人公がノイローゼにかかっていると思い込み始めたため、安らぎの毎日が地獄へと変わっていく。


「La pétition」

しがないラジオのDJの主人公に、ひょんな事から、ハリソン フォードにインタヴュー出来るチャンスが舞い込む。
出かけようとした所、南アメリカの某国の政治犯の釈放運動にかかわるグループのメンバーが尋ねてくる。このグループには、彼が以前から思いを寄せていた彼女がいる。
主人公は、このチャンスに、彼女をモノにしようとするのだったが・・・


同じ 『Collection Folio』に入っている、短編集「Tout à l'égo」は、
上記の5編に、

「Le 17 Juillzt 1994 entre 22 et 23 heures」
「Bobinage」
「Si par un jour d'EtE un sEdentaire」
「Opportune」
「Q.I」

の5編を加えた、合計10の作品が入っている本です。
2冊とも同じ出版社から出ている作品。
短編集の切り売りなんて聞いた事ないけど、どうして、こんな事するのかしら?

レンタルヴィデオカセットにまつわる「Bobinage」がとても面白いので、私としては、どうせ買うなら、「Boîte noire」 より、「Tout à l'ego」の方をお勧めします。


Tonino BENACQUISTAの著作に関する記事

 06年アングレム国際漫画フェスティヴァルで2つの賞を受賞した漫画家による、超感動のフランス漫画

Coup de coeur

constat new
   「Le Constat」
 著者 : Etienne DAVODEAU
出版社 : Dargaud
ISBNコード : 2205056247
表装 : ハードカバー(32x1x25)104頁
 




 本の内容☆☆☆18/20
 フランス語難易度#♯普通
 読みごごち♪♪ .まあまあ

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



恋人と外国で優雅な暮らしを送ることを夢見て、やばい橋を渡ってしまったVincent。
国鉄のストライキのため、Vincentの車に便乗して目的地に行こうとする、年老いてるけれど、やけに機転が利きすぎる謎に満ちた男Abel。
トラック野郎や、路脇のレストランのオーナーの間では、顔が良くきく、高速道路を彷徨いながら暮らしている女性Rose。
この3人が繰り広げる、サスペンス、ロードームービィーのような漫画。

AbelとRoseの助けを借りて、なんとか、生きのびようとするVincent。

彼の、決死の逃避行の様子が、Abelの暗い過去を交えて、スピーディーに語られます。

この作品は、以前紹介した 「Chute de vélo」と同じ著者による作品ですが、「Chute de vélo」に比べると、漫画化の仕方が、いささかフランス漫画的。 

ト書きが多くて、読むところがちょっと多めだったり、コマワリの仕方が日本の漫画と少々異なる所があるので、私には、ちょっと読みづらいところもありました。

だけど、ストーリーがすごくいい!

漫画にしておくには、ホントもったいないような、とても鋭い視点で書かれた、人間を描いたサスペンスです。

本作を読み終わった後は、名作映画を劇場で見おえた時のような感動を覚えました。

全体のストーリーもいいけれど、特にラストの1ページが、見事!
胸をびんびん打たれ、感動の涙が止まりませんでした。

今まで読んだ、Etienne Davodeauの作品中で、私が、一番気に入った作品です。

何度読んでも、最後のページでは、涙腺がゆるんでしまいます。

ホント、フランス漫画も捨てたモンじゃない、と、しみじみ思いました。

是非、日本語に訳して、日本にも紹介してもらいたい作品です。


Etienne DAVODEAUの作品に関する記事

「Japon : Le Japon vu par 17 auteurs」

Japon
   「Japon : Le Japon vu par 17 auteurs 」
 編者  : Frédéric Boilet
出版社 : Casterman
ISBNコード : 2203396261
表装 : ソフトカバー(17x 24)254頁




 本の内容☆☆13/20
 フランス語難易度#〜♯♯易しめ〜普通
 読みごごち♪〜♪♪♪ .ちょっとしんどい〜すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)>



フランス人漫画家と日本人漫画家が、日本の各都市をテーマに書いた8ページほどの短編漫画集。
(目次は、記事の最後に記載しますので、興味がある方は、『read more』 をクリックしてね)

去年の暮れに出版されたこの本は、フランスでかなり話題になり、あちこちで、紹介されているのを見かけました。

この本、ブロガーの18èmeさんが、「Coucou rou Coucou」というブログで、ご紹介されていました。
(18èmeさんのブログは、リンクから、どうぞ)
その記事を読んで、私も、この本購入しようかと、随分迷い、本屋で立ち読みしたりしたのですが、この内容で、このお値段はちょっとお高め、という第一印象。クリスマス前で、懐がとても寒かった事もあり、多分図書館に入るから、その時借りて読もう、と涙ながら購入をあきらめました。

予測が見事当たり、この本、図書館に入館したのですが、予約が、かなり入っていた様で、予約して待つこと、1ヶ月。
やっと読む事が出来ました。

このプロジェクトに参加したフランス人は、この本に掲載されている漫画を描くため、それぞれ2週間程、日本に滞在したとの事。

この本の最後に掲載されている、 Etienne Davodeau氏の親戚の方に、伺ったお話では、Davodeau氏は、どこへ行くのか事前に知らされず、飛行機に乗せられて、たった一人で札幌に放り出され、指定された宿舎はホテルでなくて、大学都市の宿舎の様な所。初めは、食事を取るのですら、大変だった。おまけに思ったより寒くて、あわてて服を買った。
という事ですが、この本に寄稿されている他の、フランス人、漫画家の方は、日本在住のフランス人や、アリアンス・フランスの方にかなりお世話になっているみたい。

この待遇の差は、どこから来てるのかしら?

と、ちょっと気になりましたが、たった一人で、全く言葉も習慣も分からない日本に放り出された、 Davodeau 氏 の作品、かなり光っているので、苦労は報われたみたい。

この本を読み終わって得た感想は、フランスの出版社が企画しただけあって、この本は、フランス人向き。

フランス人が、『フランス人向きな作品を描いている日本の漫画家』と、『自己表現の方法として漫画を作品を描いているフランス人漫画家が斜めに見た日本』を知るために編集されている本。
という印象を受けました。

この本を読み終わったフランス人のティーンエージャーは、
「日本人漫画家のほうが断然絵がうまい漫画家ばかり選んでるんで、やんなっちゃう」と言っていましたが、彼の指摘は、ホント的を得ていると思います。

フランス人漫画家のチョイスは、絵の華麗さよりも、「普通の旅行記」の枠を超えた「日本旅行記」が書ける事を基準に選んでいる様なカンジ。 

だから、素敵な絵のフランス漫画を読むことを期待して、この本を買った日本人読者は、ちょっとがっかりするかも。又、「現在フランスで人気の絵がきれいな漫画がどういうものなのか、知りたい」、という期待には、そぐえないかもしれません。

でも、だからといって、この本に漫画を寄稿した、漫画家がフランスではマイナーな存在の漫画家ばかり、というわけではありません。

先にあげた、 Etienne Davodeau氏は、「Mauvais gens」で、2006年アングレム漫画フェスティバルで、『Prix du public』 と、『Prix du meilleurs sénario』 を獲得したのを初め、いくつもの賞を受賞したし、(「Mauvais gens」についての記事はこちら
Emmanuel Guibert  氏が、アフガニスタンのジャーナリストをテーマに描いた「Le Photographe」という作品も『Prix de la Bande dessinée d'actualité de France Info』をはじめ、いくつかの賞を獲得しています。

両氏共、現在一気に超有名漫画家の仲間入りをしてしまったので、現在なら、多忙で、この様なプロジェクトに参加する事は出来ないかも・・・

Joann Sfar氏の「Le Tokyo d'Oualtérou」に、出てくる、普通の日本旅行記では、絶対に読むことの出来ない、斜めに見た日本観は、なかなかユニーク。

作中に出てくる日本のInstitut françcais に、勤めているフランス人に対する考察や、
「日本は、マフィア(やくざ)がマフィアとわかる格好をしている世界唯一の国」
「ブランド品で着飾って超金持ちに見える人も、実は、4畳半に住んでるなんて事もある」
等などの、鋭い(?)指摘には、日本滞在の経験があるフランス人が、読んで、ゲラゲラ笑っていました。

本書の選者である、Frédéric Boilet 氏が、友人達と、フランス時代に作っていたサークルを元にしたという作品、
Emmanuel Guibert氏の「Shin Ichi」は、読んだ後、もしかしたら、主人公は、 Frédéric Boilet氏の事?
等と、勝手に想像を膨らませたくなる作品。

タイプの違う作品が入っているので、どれがベストと言われても、比べるのが難しいのですが、
あえて、私が選んだベスト作は、フランス人漫画家では、Etienne Davodeau 氏の「 Sapporo Fiction」
日本人漫画家では、Jirô Taniguchi 氏の「Ciel d'été(夏の空)」と、漫画というより、日本の民話に近い、Taiyô Matsumoto 氏の「 Kankichi」です。

あなたは、どの漫画がお気に入り?  

続きを読む »

パレスチナ・イスラエルの紛争を描いた傑作小説

Coup de coeur

attentat
   「L'attentat」
 著者 : Yasmina Khadra
出版社 : Pocket
ISBN-10 : 2266162691
ISBN-13 : 978-2266162692
表装 : ペーパーバック(11x1x18)245頁
 




 本の内容☆☆☆18/20
 フランス語難易度#♯♯少々難しめ?
 読みごごち♪♪♪ .すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)


この小説の主人公は、アラブ系イスラエル人の敏腕外科医、Amine。

満員のレストランで、起こった自爆テロの被害者を治療して、クタクタになって帰宅した Amineは、警察庁のお偉方の友人のNaveedから、「至急、病院へ戻って来る様に」との電話を受ける。 

病院へ着いた、Amineを待っていたのは、爆発の影響で、ぼろぼろになった変わり果てた妻、Shiemの遺体だった。

そして、Amine は、 Naveedから、レストランで起こった自爆テロ事件の犯人は、妊婦に変装し、マタニティードレスの下に隠した爆弾を爆破させた彼の妻、Shiemだと、伝えられる。

アラブ系でありながら、完全にイスラエル社会に溶け込み、社会的地位と、財産があり、愛する妻と幸せな日々を送っていた主人公とその妻のShiem。
やさしくて、慎み深く、なによりも自分を強く愛していたと信じていた妻が、『KAMIKAZE』と呼ばれる自爆テロを起こした事が、どうしても信じられないAmineは、ユダヤ系イスラエル人の同僚であるKimの助けを借りて、Shiemの死の謎を解明しようとする・・・


この本を読み終わって、とっさに頭に浮かんだ言葉は
「 Trop fort ! Poignant ! 」

私は、これまでに、パレスチナ問題について、書かれた記事や、テレビのルポは、数え切れない程読んだり見たりしました、又、この地方へ旅行へ行った人の話を聞いたりもしましたが、この本を読んで、「もしかしたら。今まで私は、何も理解していなかったのではないか」と、愕然とした思いを味わいました。

フィクションという形を持って、パレスチナ・イスラエルの紛争と一緒に生きていかねばならない運命に生まれた、パレスチナ人たちが直面している現実を出来るだけ忠実に伝えようとし、それに成功した作品だと思います。

貧しいアラブ系の家庭の出身でありながら、完全にイスラエル社会に溶け込み、イスラム原理主義者を完全に否定している主人公。彼は、自爆テロを賞賛する、imam に対して、次のように叫びます。

「Tu oses me sôuler avec tes histoire de braboure et de dignité lorsque tu restes dans ton coin en envoyant des femmes et des gamins au charbon?
Détrempe-toi: nous vivons bien sur la même planète, mon frère, sauf que nous ne logeons pas à la même enseigne.
Tu as choisi de tuer, j'ai chosi de suver. Ce qui est l'ennemi pour toi, pour moi est un patient.」

女や子供達を、地獄に送っておきながら、自分はぬくぬくとしているお前が、勇気や尊厳を語る事で、ずうずうしくも、俺を陶酔させようとするつもりか。
勘違いしないでもらいたい。俺たちは、同じ惑星に住んでいる、ただ、違った生き方を選んだだけだ。
お前は殺す事を選び、俺は治療する事を選んだ。お前にとっての敵は、俺にとっては患者だ。

そんな、考えを持っているAmineを中心に、

彼の妻が自爆テロを犯したにも係わらず、Amineに変わらない友情を示し続けるユダヤ人のKim、と Naveed、

ナチスのユダヤ人収容所にいたことのあるKimの父親、

常にテロ恐怖に脅えて暮らしているがゆえ、テロ行為にかかわるものに対し激しい憎悪を抱く人々、

そして、イスラム原理主義に傾倒せずにはいられない立場に追い込まれてしまった者たち、

彼ら生き方と考え方が、グサグサと、胸に突き刺さるナイフのように、頁をめくるにつれ、読む者の心に刻み込まれてゆきます。

最後に、Amineがたどり着いた結論は、どうやったら解くことができるのか誰にも分らない、現在のパレスチナ・イスラエルの紛争の行方を暗示しているようで、暗い気持ちになりました。

著者がアルジェリア人であり、主人公がアラブ系という事もあり、この作品、少々、パレスチナ寄りになっている事は、否めません。
ですが、「中立」を第一に考えて、行われた報道では伝える事が難しい、パレスチナ人が生きている現実を読者に伝えるのに成功しているのも、否めない事実です。

パレスチナ自治評議会選挙でハマスが勝利を収めたのは、納得できませんが、どうして、パレスチナ人たちがハマスを選んだのか、この小説を読んでみて、少しですが、理解できた様な気がしました。


Yasmina KHADRA こと、Mohammed MOULESSEHOUL の様な文才が持たない私は、どんなに言葉を尽くしても、うまく、この本を読んだ後感じた思いを伝えることは出来そうにありません。

「とにかく、読んでみてください」 

2006年は、始まったばかりで、今年もビジバシ本を読んでいくつもりですが、この本が2006年のベストコレクションに入ることは、間違いないと、確信している傑作です。
この本を読み終わった後は、どんな本を読んでも、物足りなく感じてしまい、困っています。

多くのの言語に訳して、出来るだけ、沢山の人に読んでもらいたい作品です。


Yasmina Khadraの他の著作に関する記事

インテリアとして飾りたくなる、オブジェのような、お洒落なフランス漫画

Coup de coeur


khol
   「Monsieur Khol」
 ストーリー : Dieter
 作画  : Emmanuel Moynot
出版社 : Glénat (Collection : Carrement BD)
ISBNコード :  2-7234-3419-2
表装 : ハードカバー(30x1x 30)54頁
 


 本の内容☆☆☆16/20
 フランス語難易度易しめ
 読みごごち♪♪♪ .すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)


SL列車が現役で活躍していた頃のパリが舞台。

この作品の主人公は、とても控えめな性格の、Khol さん。 
この世に生を受けてから、ほとんど、自己主張をした事のないKhol さんは、存在感が薄く、誰も彼の事を気にかけない。

子供の時も、青春時代も、そして、現在の職場でも、人は皆、わたしがいることに、気がついていないみたいに振舞う。

「どうして、皆、私のことをないがしろにするの?」

そんなKhol さんに、人並みに声をかけてくれるのは、アパートの管理人のおばさんだけ。

「ああ、私が存在することに気づいてくれる人がいた」

でも、それで、いっそう落ち込んでしまうKhol さん。

そんなKhol さんは、ある日、病気になり、寝込んでしまう。
掃除に来た、管理人のおばさんが呼んできた、お医者さんは、
「これは、胸の病。 田舎の空気のいい所で療養しなけらばならない・・・」
と、断言する。

パリを離れたことのない、Khol さんは、躊躇するけど、管理人のおばさんの、強い勧めに負けて、おばさんの従妹が経営する、田舎の旅籠へ療養へ行く事になった。

『今までの BANDE DESSINEE(フランス漫画)の、枠にとらわれない、新しいコンセプトの漫画』を集めた、Glenat出版社の『Collection CARREMENT BD』の中に入っている作品。

『今までの BD枠にとらわれない、新しいコンセプト』という、キャッチフレーズがぴったりと来るような、『BD』もしくは、『漫画』と呼ぶのをためらってしまいたくなる様な、「大人向きの絵本」又は、「漫画風な画集」と、形容したくなる様な作品です。

まず、この本のサイズ、まるで絵本の様な、30cm×30cm。
中は、一応漫画のようにコマ割されていますが、1ページに、含まれているコマ数が少なく、多くても6コマ。

絵には、ペン入れがされてない、画家が描くような水彩画のみ。 読むところは絵本のように最小限に抑えられています。

お話の初めの部分では、存在感のない、自分のないKhol さんの顔の部分はのっぺらぼう、空白になっています。

話しが進み、Khol さんが、次第に自分を取り戻すにつれ、少しずつ、顔のパーツが増えていきます。

絵は、イラストレーターが描いた水彩画の様で、とても素敵。

居間の飾りテーブルに書架を置いて、この本を広げておいたら、とっても洒落たインテリアになるのでは・・・
そんな感じのオブジェの様な本です。

植物が動き出したら?! テンポのいいSFスリラー


jardin
   「Jardin fatal」
 著者 : Patrick Cauvin
出版社 : LGF
ISBN-10 : 2253114030
ISBN-13 : 978-2253114031
表装 : ペーパーバック(11x18)313頁
 



 本の内容☆☆15/20
 フランス語難易度#♯普通
 読みごごち♪♪♪ .すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)


アメリカに本社があるマルチナショナル企業Remondに勤める生物学の研究者、Alainは、愛する妻Hélèneと4歳になる息子と幸せな日々を送っていた。

Alainの部下であり、友人でもある研究者Antoineの発案により、Alainは自宅のバラの木を使って、『超過保護ママ』と命名された実験をはじめた。

この実験は、「大地が、超過保護の母親のように、植物が自分から、離れて自立するのを妨げているので、植物は、この超過保護ママ=大地、の犠牲になっており、自立できない」、とのに仮説に基づき、植物を母なる大地から開放することを試みるという大胆な発想から生まれものだった。

数年間の研究の末、Antoineは、植物を大地から解放する可能性を持つ薬品を合成することに成功した。
アランは、深く考えずに、Antoineが合成した、薬品を彼の4本のバラの木のうちの1本に、毎日、吹きかけた。

数日後、Alainは、庭に、小鳥の死骸を発見し、妙な胸騒ぎに襲われる。そして、数日後には、頭が切断された小鳥の死骸が彼の庭で見つかる。

Alainの家に招待されたAntoineは、実験対象のバラの木の根の長さが、他の3本と比べて、異常に短いのを発見し、Alainに提示する。そして、小鳥の次は、Alainの飼い猫が首を絞められて殺された。

ついにある晩、息子のMax-Maxの叫び声に目を覚ました、アランが彼の部屋へ駆けつけると、Max-Maxの首には、何者かに、首を絞められた跡が。

そして、数日後、Alainは、問題のバラの木が、消えているのに気づいた。


とてもテンポが良くて、読み心地の良い、SFスリラー小説。
著者は、植物が動き出したら・・・という、ちょっと奇想天外な発想を、うまく料理して、読者を釘付けにしてしまう、SFスリラーに仕立て上げています。
バイオロジーが作品の核になっているのですが、学術的説明は、小説に信憑性を持たせるための最小限に抑えてあるので、その方面にあまり知識がない私でも、スラスラ読むことが出来ました。

深く考えないで始めた実験が、末には人類と地球の未来を根本から変えてしまう結末に至るまで、AlainとHélèneという、カップルのちょっと変わったユーモラスな私生活や、Alainの家族、そしてAntoineの回りに起こる事件をうまく、交差させた、サスペンス小説です。

この手のテーマは、ちょっと現実離れしているので、リアリティーを持たせるのが難しくて、ややもすれば、読者を白けさせてしまう事がありますが、著者は、なかなか達者な作品構成と、ユーモアたっぷりのエピソード、そして、スピード感があり、かつ簡潔で読みやすい文章で、読者を最後まで飽きさせることのない、エンターテイメントに仕立て上げています。

なかなか個性的な、洒落た、ウイットに溢れる文体で書かれた作品でした。

ストーリー、作品構成も大変良く出来ているので、映画化したら、面白いんじゃないかなぁと思いました。

この人の書いた別の作品が読みたくなりました。


Patrick CAUVINの他の著作に関する記事

モロッコが舞台の二人の男の友情の物語


dernier ami poche
   「Le dernier ami」
 著者 : TAHAR Ben Jelloun
出版社 : Points (Seuil)
ISBNコード : 2020798328
表装 : ペーパーバック(11x1x18)147頁
 


 本の内容☆☆11/20
 フランス語難易度#♯普通
 読みごごち♪♪♪ .すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



モロッコのTangerのフランス高校に通う、二人のティーンエージャー、Ali  と Mamed は強い絆で結ばれた友達。女の子をナンパしたり、映画の話、政治の話をしたりして、楽しい時を過ごします。高校卒業後、Mamed はフランスの大学の医学部へ、Ali カナダへ映画の勉強をしに行くことになります。

大学の休みを利用して、帰国した二人は、反政府活動をしたとの理由で、警察に逮捕され、刑務所へ送られます。
刑務所でのつらい期間を、二人はお互いをかばうことにより、生き延びることに成功し、二人の絆はさらに強くなります。

やっとの事で、釈放され、自由になった二人。Ghitaという女性と結婚したMamed は、スウェーデンで医師としての職を得、モロッコを離れます。
Sorayaという裕福な女性と結婚したAli は、歴史の教師として、モロッコで就職します。

そして、離れていても、永続すると思われた、二人の友情に、次第に亀裂が見られ始めます。


この小説の語り手は、Ali 、 Mamed そして、二人の共通の友人 Ramon  の3人。
第1章は、Ali から見た、Mamed が、第2章では、Mamed から見たAliが、そして、第3章では、Ramonから見た
二人の姿が、語られます。

同じ時代を同時に生きていたのに、Ali 、 Mamed が、持っている思い出には、微妙にずれが感じられます。でも、お互いをかけがえのない親友と思っていたことには、違いはありません。

ストックホルムに暮らすうちに、モロッコの政治、生活がいかに、秩序のないものであるのかに、気づき愕然とする
Mamed。 彼は、スウェーデンの政治、生活、人の暮らし方を賞賛の目で見ながらも、雑然としたモロッコに耐え難い郷愁を抱きます。

そんな、Mamed にたいし、Aliは、色々と日々頭を悩ませていることを並べ上げ、彼をなだめようとします。

そして、かけがえのない親友に対してMamed の取った意外な態度、そして、感動のラスト。

私は、子供の頃、漫画で、この作品とほんの少しばかり似たストーリーを読んだことがあるので、途中でラストが想像できてしまったため、私は、今ひとつ、感動できませんでした。(だって漫画の方のストーリーの方がずっと感動的だったのだもん。ちなみに、この、少女漫画、ストーリーは覚えているのですが、作品タイトルも、著者も覚えていません(T.T) )

この小説は、そんな二人の男の人生と友情に、絡め合わせて、現在、モロッコが抱えている、汚職、医薬品の不足、養子が法律では認められていない等の問題が提示されています。 私には、二人の友情より、そちらの描写のほうが、興味深く思えました。

本の最後の部分で、 Mamed の父親が次に様につぶやく場面が出てきます。

Tu sais mon fils, je fus tenté par la politique au moment de l'indepenedance du Maroc, mais je vis très vite que nous n'étions prêts pour l'exercice de la démocratie.
Je ne dis pas que nous méritons pas de vivre en
démocratie, mais nous avons besoin qu'on nous éduque, qu'on nous explique ce que c'est, nous avons besoin d'apprendre vivre ensemble.
La démocratie, ce n'est pas une technique, un machin qui vous permet de déposer un bullein de vote dans l'urne, non, la démocratie a besoin du temps pour s'installer, c'est une culture, ça s'apprend, nous on a oublié de l'inscrire dans notre programme.

息子よ、私はモロッコの独立時に、政治に首をつっこもうとしたことがあるが、私はすぐに、母国が民主主義を実施する準備が出来ていないことに気がついた。
私は、私たちの国が民主主義に値しないといっているわけじゃない。だが、民主主義というのが、どういうものであるのか、教育、説明してもらう必要が、共存することを学ぶ必要はある。
民主主義というのは、形だけまねすればいいというものではない、民主主義は、投票箱に選挙票を入れることを可能にする、それだけじゃないんだ。民主主義が、定着するためには時間が必要だ、民主主義は、文化であり、学ぶべきものであることを、わが国は、政治計画の中に書き入れる事を忘れた。


私は、この部分を読んだ時に、ふと、イラクの事を思いました。

二人の男の友情と、現在のモロッコが抱えている問題を描いた作品。
女性に対する描写があまりに表面的過ぎる点には、多いに不満が残りましたが、モロッコという国を理解する手助けになる本だと思います。
とても読みやすい作品でした。

中国人女スパイと、アメリカ人男性、フランス人政治家が織りなすスパイゲーム


conspi
   「Les conspirateurs」
 著者 : Shan Sa
出版社 : Albin Michel
ISBN-10  : 2226167250
 ISBN-13  : 978-2226167255
表装 : ソフトカバー(13x2x20) 288頁
 




 本の内容☆☆15/20
 フランス語難易度♯♯普通
 読みごごち♪♪♪ すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



天安門事件のリーダの過去を持つ中国人女スパイ、Ayamei。

[彼女を自由に操る様、心を奪え]、との使命を受けたアメリカ人 Jonathan。

Ayameiの罠にはまりながらも、フランス政界の出世階段をトントン拍子に登って ゆく フランスの若い政治家 Philippe。

この3人が織りなす、スリリングな小説。

この作品は、クラシックなタイプのスパイ小説ではありません。
諜報活動の詳細よりも、作中人部らの心理描写が作品の大半を占めているので、 どちらかいうと、諜報活動に身を置く者達を作品中心に据えた心理小説と形容した方が 、この作品の本質を表しているかもしれません。

私は、一般的には心理小説が苦手。 作中人物のモノローグを読んでいると、
「何 、 ぐじゅぐじゅと訳のわからない、ひとりよがりの事言っているんだ!」と
叫びた く なってしまうのです。

でも、それにもかかわらず、この作品は、大変面白く読むことが出来ました。

登場人物の機敏な心の動き、野心、過 去の トラウマによる影響等などが、手にとりわかる様に、簡潔だけど、表現力に溢れ た文 章で展開されているので、退屈なんて言葉は、影も形も見せず、知らず知らずの うち に、作中人物に感情導入していってしまいました。

騙したはずが、騙されて、騙されたふりをして、騙して・・・という、スパイ達 の ゲーム、それを演じる者達の姿に加え、激動する現在の中国の様子が、秀逸な表 現 で、展開されるので、最後まで、読者を釘付けにして離しません。

そして、ラストがいい!!!

読者に作品の余韻をたっぷりと残してくれる、見事なラストです。 この小説が英語訳されたなら、ハリウッドの映画製作会社が、先を争って映画化 権を 手に入れ様とするのではないかと思われる様な、ドラマチックでスリリングな作品でした。


Shan Sa の他の著作に関する記事





中国系仏女流作家による中国の歴史小説


impera
   「Impératrice」
 著者 : Shan Sa
出版社 : LGF
ISBNコード : 22531095
表装 : ペーパーバック(11x18)448頁
 


 本の内容☆☆13/20
 フランス語難易度♯♯普通
 読みごごち♪♪ まあまあ

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)


中国系フランス人女流作家により書かれた、中国の歴史小説。
中国唯一の女帝、あの悪名高い、武則天の生涯を、一人称で語った小説です。

裕福な家庭で育った幸せな子供時代。
父親の死により、平民である父親方の親戚に引き取られ、いじめられた少女時代。
その後、地方の有力者から、その利発さを見込まれた、主人公は後宮へ入る事になります。

ここで、陰湿でエロティックな後宮の女性達の様子が描かれます。
何千人もの女性がいる後宮で、皇帝の目に止るのは、至難の技、ほとんどの女性は、皇帝と一度も夜を共に過ごさず、老いていきます。
主人公も自分もその様な運命を送るのだと、あきらめかけいたのですが・・・


全体的に、平坦なな文体で、読みやすい作品だと思います。
主人公が後宮に入るまでと、後宮に入ってから権力を得るまでは、かなり読ませますが、彼女が権力を握ってからは、ちょっとだれ気味、という印象を受けました。

「もし、武則天が自伝を書いたら、こんな風になるかもね」
と思わせる程、自己満足、自己弁護がだらだらと延べられているのには、辟易しました。

ただ、一人称で語られているにもかかわらず、老いてもなおすら、醜く権力にしがみつく、姿を語った、その筆力には、脱帽しました。

権力争いの激しい中国で、自分の才覚だけで、生涯を通じて権力を手中に治めた女性の、ひと時も気を抜くことが許されない緊張の連続の暮らし、そして、激しい気質と孤独を、当時の後宮の様子を交えて、生き生きと語った作品です。

日本人作家による中国物とは、一味違った作品でした。


この記事は、以前Yahoo blog「フランス読書日記」 に投稿したものを一部修正、加筆したものです。

Shan Sa の他の著作に関する記事

力強く、かつ繊細なタッチのフランス漫画

「Le tour de valse」

valse
  ストーリー : Lapière 
 作画 : Pellejero
出版社 : Dupuis
ISBNコード : 2800135425
表装 : ハードカバー(22x1x32)48頁
 



 本の内容☆☆14/20
 フランス語難易度#♯普通
 読みごごち♪♪ .まあまあ

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



第二次世界大戦を挟んだ、旧ソ連連邦が舞台。
父親の激しい反対を押し切って、ヒロインのKalioutchkaは、左官工のVictor と、結婚します。KalioutchkaとVictor は、二人の子供に恵まれ、幸せな時をすごしていましたが、やがて、第二次世界大戦が始まり、Victorは、徴兵され、戦場に赴きます。 

戦争が終わり、無事に、 Kalioutchkaの元へ帰った着た、Victorですが、仕事場で、同僚と喧嘩をになったことがきっかけで、Victorは、警察に捕らえられ、シベリアへ送られます。

 10年の間、Kalioutchkaは、つらい肉体労働をしながら、子供たちと一緒にVictorを待ち続けます。スターリンが死に、Victorと同じように、捕らえられた、隣人が釈放されたのに、Victorが、帰ってこないことを不審に思ったKalioutchkaは、自ら、Victorを探すため、旅に出ます。


旧ソビエト連邦に住む、普通の女性の半生を語った漫画。
多くの無実の人が反政府の汚名を着せられ、シベリアに送られ、非人間的な生活を強いられた事は、あちらこちらで読んだ事がありました。そのたびに、ここまで、人間が残酷になれるのかと思ったほどのあまりに酷い、待遇に、驚愕しました。

だから、この漫画を読む前、その手の残酷ものだったらいやだなぁと、少々、躊躇しましたが、読み進んでゆくうちに、それが杞憂に過ぎないことがわかり、ほっとしました。

この作品では、Victorが暮らしたシベリア収容所の生活も一部語られますが、主に、ヒロインのKalioutchkaに焦点を当て、彼女が、Victorと再会することを希望に、どうやって苦労しての2人子供を育て上げたのか、学歴も、お金もコネもない、普通の女性が、自分の気力のみで、夫を探し出す様子が、感動的に語られています。

ソフィア・ローレンが主演した、往年の名作映画「ひまわり」を、ほんの少しだけ、感じさせるストーリー。
体制の理不尽な制度により、踏みにじられた個人の幸せ、それを決してあきらめず、全身全霊をかけて、取り戻そうとする、名もない一市民のお話しです。

版画を思わせる、輪郭の太い絵。 とても、力強く、美しい絵が ストーリを引き立て、力を与えています。
普通の漫画とは、一線を画している、アートっぽい絵です。
イラストの勉強をしている方には、参考になるような絵じゃないかしら?と思いました。

Denis Lapière原作の作品に関する記事


Ruben Pellejero作画の作品に関する記事

 | HOME | 

文字サイズの変更

INDEX

全記事表示

著者名索引

カテゴリー 別索引

お勧めのフランス語の本

多読向きのフランス語の本


Lemon.fr へメッセージを送る


プロフィール

lemon.fr

Author:lemon.fr
日本語の本が入手しづらい環境にありながら、活字中毒症から抜け出す事が出来ないため、フランス語の本を読んでいます。
Lemon.frのもっと詳しいプロフィールを見る


私が実際読んでみて感じたままに、独断と偏見で評価しています。
もし、あなたの評価と違ったらごめんなさい。m(_ _)m


このブログはリンクフリーです。事前に承諾をとらなくて結構です。 
でも、「リンクしたよん」と言って頂けると、とっても嬉しいので、お暇がありましたらご連絡下さい。

本ブログでは、コメント、TBは受け付けておりません。ご意見は、こちらから、お願いします 

本ブログの記事を、引用、転記する場合には、引用元を必ず明記下さるようお願いします。

star



ブログ内検索

カレンダー & アーカイブ

プルダウン 降順 昇順 年別

01月 | 2006年02月 | 03月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -


ソーシャルブックマーカー


SEO対策

アマゾン・フランスで本を検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー