Lire en FETE - フランス語の本の読書ガイド

フランスの現代作家の小説、BD(フランス漫画)を中心に、私が読んだフランス語の本を紹介

Stéphanie Janicotさんの2007年のルノドー賞候補作


表紙写真 privilege des reveurs
   「Le privilège des rêveurs」
 著者 : Stéphanie Janicot
出版社 : Albin Michel
ISBN-10: 2226179615
ISBN-13: 978-2226179616
表装 : ソフトカバー(13x3x20)343頁  

続きを読む »

ブラジルの独裁軍事政権下の若者たちの姿を描いたフィクション


表紙写真 Condor
   「Dans l'ombre du Condor」
 著者 : Jean-Paul Delfino
出版社 : Editions Métailié
ISBN-10: 2864245760
ISBN-13: 978-2864245766
表装 : ソフトカバー(14x2x22) 311頁  

続きを読む »

冒険小説顔負けのワイルドなオーストラリア旅行記


nullarbor
   「Nullarbor」
 著者 : David Fauquemberg
出版社 : Hoëbeke
ISBN-10 : 2842302826
ISBN-13 : 978-2842302825
表装 : ソフトカバー(14x2x22)186頁
 

続きを読む »

元FBI局長フーヴァーの生涯を通してアメリカの裏現代史を語った小説


edgard
   「Malédiction d'Edgar」
 著者 : Marc Dugain
出版社 : Folio (Gallimard)
ISBN-10 : 207033967X
ISBN-13 : 978-2070339679
表装 : ペーパーバック(11x2x18)500頁
 

続きを読む »

伝説の巻物に魅せられた人々の人生を中国の歴史に絡めて描いた知的冒険小説

「Par une nuit où la lune ne s'est pas levée 」

lune
  著者    : Sijie Dai 
出版社 : Gallimard
ISBN-10 : 2070779637
ISBN-13 : 978-2070779635
表装 : ソフトカバー(14x2x21)307頁
 

続きを読む »

娘の死を別れた妻に伝えるため、混沌としたアジアの国を放浪する男の物語


maria
   「Maria est morte」
 著者 : Jean-Paul Dubois
出版社 : Point
ISBN-10 : 2757800116
ISBN-13 : 978-2757800119
表装 : ペーパーバック(11x1x18)181頁
 

続きを読む »

ファン・ディエゴの奇跡のマントに閉じ込められた男と女性眼科医の奇妙な関係


apparition
   「Apparition」
 著者 : Didier Van Cauwelaert
出版社 : LGF (Le Livre de Poche)
ISBN-10: 2253154814
ISBN-13: 978-2253154815
表装 : ペーパーバック(11x3x18)217頁 

続きを読む »

キリストのクローン人間の物語


Jimmy
   「L'évangile de Jimmy 」
 著者 : Didier Van Cauwelaert
出版社 : Pocket
ISBN-10 : 2253117668
ISBN-13 : 978-2253117667
表装 : ペーパーバック(11x18)400頁


続きを読む »

ブラジルの独裁者とチャップリンの関係?!


dicta
   「Le dictateur et le hamac」
 著者 : Daniel Pennac
出版社 : Folio (Gallimard)
ISBNコード : 2070307050
表装 : ペーパーバック(11x2x18)409頁
 



 本の内容☆☆12/20
 フランス語難易度###ちょっと難しめ?
 読みごごち .しんどかったです

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)


Manuel Pereira da Ponte Martin という名のブラジルの独裁者が、ヨーロッパで外遊している間、国で、自分の身代わりを務めるため、替え玉を雇うことを思いつきます。

そつなくManuel Pereira da Ponte Martinのふりをしていた、替え玉1号は、偶然目にした、チャップリンの映画に魅せら、自分に良く似た男を自分の代わりの替え玉に仕立て上げ、果てのない旅に出かけます。
苦労の末に、アメリカ行きの船に乗り込むことに成功した、替え玉第1号だったのですが・・・

ぺナックのブラジルへの思いがひしひし伝わって来る本。
ブラジルの独裁者に雇われた、替え玉達の波瀾万丈の生涯、チャーリー・チャップリンの「独裁者」にまつわるお話、そして、著者のブラジルへの思いが交錯して語られます。

Manuel Pereira da Ponte Martin と、その替え玉達の奇妙な生涯の話は、初めのうちは、創作だと思って読んでいたのですが、後半になって、
「ええ!もしかして、これって本当にあったお話なの?」

と唖然としました。

もし、これがフィクションだとしたら、ぺナックさん、
「あなたは、とんでもない、大うそつき、歴史に名を残す詐欺師になる素養十分」、
だと思いました。

創作と事実の間を行き来する、不思議な小説です。

替え玉第1号の話は、とても、おもしろかったです。
これが実際にあった話だとしたら、まさに、
「事実は小説より奇なり」
でも、チャップリンとヴァレンティノの両方に似ている人なんて、存在可能かしら???

でも、替え玉のお話の間にはさまっている、ぺナックのエッセイ的な下りは、私には、ちょっと退屈でした。
エッセイとして読めば、きっと面白いと思うのですが、奇妙きてれつな、お話の間に挟まってしまうと、やはり、
「それは、それでいいけどさぁ、早く続きを教えよ」
と言いたくなってしまいます。

小説、エッセイ、ドキュメントと色々なタイプのスタイルが一つの作品にごちゃまぜになっているので、スタイルが変わる度に、せっかく盛り上がった臨場感が、シュッ と、しぼんでしう様な気がしました。

好みによって評価が分かれると思いますが、この小説に限っては、私は、
「小説は、小説、エッセイは、エッセイと分けて書いて欲しいなぁ」
と思いました。

チャップリンの「独裁者」に関する秘話や、裏話が満載されているので、チャップリン ファンには、面白いかもしれません。

ああ、これじゃぁ、チャップリンの「独裁者」見ないわけにはいかなくなってしまいました。
私、キートンは大好きだけど、チャップリンは、あまり好きではないのです・・・
Daniel PENNAC の作品に関する記事

 | HOME | 

文字サイズの変更

INDEX

全記事表示

著者名索引

カテゴリー 別索引

お勧めのフランス語の本

多読向きのフランス語の本


Lemon.fr へメッセージを送る


プロフィール

lemon.fr

Author:lemon.fr
日本語の本が入手しづらい環境にありながら、活字中毒症から抜け出す事が出来ないため、フランス語の本を読んでいます。
Lemon.frのもっと詳しいプロフィールを見る


私が実際読んでみて感じたままに、独断と偏見で評価しています。
もし、あなたの評価と違ったらごめんなさい。m(_ _)m


このブログはリンクフリーです。事前に承諾をとらなくて結構です。 
でも、「リンクしたよん」と言って頂けると、とっても嬉しいので、お暇がありましたらご連絡下さい。

本ブログでは、コメント、TBは受け付けておりません。ご意見は、こちらから、お願いします 

本ブログの記事を、引用、転記する場合には、引用元を必ず明記下さるようお願いします。

star



ブログ内検索

カレンダー & アーカイブ

プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2008年08月 | 09月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -


ソーシャルブックマーカー


SEO対策

アマゾン・フランスで本を検索

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カテゴリー

青空文庫新着(本棚)

今日のレシピ

ホームページ アフィリエイト レンタルサーバーFC2ブログ 専門学校

Template by たけやん