Lire en FETE - フランス語の本の読書ガイド

フランスの現代作家の小説、BD(フランス漫画)を中心に、私が読んだフランス語の本を紹介

フランスで大人気のSF漫画「Sillage」シリーズ第9巻

Sillage, tome 9 : Infiltrations」

表紙写真 Sillage 9
  ストーリー: Jean-David Morvan
 作画 : Philippe Buchet
出版社 : Delcourt
ISBN-10 : 2756003034
ISBN-13 : 978-2756003030
表装 : ハードカバー(24x1x30)46頁
 

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2006年アングレム漫画フェスティヴァルでジュニア賞受賞のフランスのSF漫画

「Sillage, tome 8 : Nature Humaine」

sillage 8
  ストーリー: Jean-David Morvan
 作画 : Philippe Buchet
出版社 : Delcourt
ISBN-10 : 2847899057
ISBN-13 : 978-2847899054
表装 : ハードカバー(24x1x30)46頁
 

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ヒロインが素敵なフランスSF漫画「Sillage」シリーズ第7巻

「Sillage, tome 7 : Q.H.I 」

sillage 7
  ストーリー : Jean-David Morvan
 作画 : Philippe Buchet
出版社 : Delcourt
ISBN-10 : 2847893601
ISBN-13 : 978-2847893601
表装 : ハードカバー(24x1x30)46頁
 

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ヒロインが魅力的なフランス製SF漫画「Sillage」シリーズ第6巻

Sillage, tome 6: Artifices」

sillage 6
  ストーリー : Jean-David Morvan
 作画 : Philippe Buchet
出版社 : Delcourt
ISBN-10 : 284789148X
ISBN-13 : 978-2847891485
表装 : ハードカバー(24x1x32)47頁




 の内容☆☆15/20
 フランス語難易度易しめ
 読みごごち♪♪♪ すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



原因不明の事故により、Nävis と彼女のプライベート・ロボットのSnivel が不時着したのは、住人対ロボットの戦争が勃発しっている惑星。Snivelは、ロボット達に捕らえられ、人工頭脳を解析されるはめに陥ってしまう。

一方、Nävisは、危ないところをこの惑星の住人達に助けられる。彼らの助けを借りて、Snivelを見つけ出そうとうするNävis だったのだが・・・


ちょっと読むところが多いのだけど、とてもスピーディーで、アクションが多いので、そんなに悪くない読みごこちのSF漫画

私が初めて読んだ「Sillage」シリーズの作品です。今までの経緯がよく分からなかったけれど、スピーディーなコマワリ、正義感たっぷりで、一木のヒロインのNävisちゃんがとっても気に入ってしまい、「Sillage」全シリーズ通して読むはめになってしまいました。

シリーズ中のベスト作ではないけれど、かなりハイランクの出来のだと、私が評価している作品です。

私たちの持つ、美感覚が、一つの偏見に過ぎないという事を教えてくれる、ストーリーと、曲がったことが大嫌いで、絶対にあきらめないNävisちゃんの行動は、読んでいて大変気持ちのいいものです。

作品に出てくるフランス語は、決して難しくないのですが、ほんの少しだけどグチャグチャしている所があって、さっと読んだだけでは、すんなりと理解できないところがあるのが少々残念ですが、「Sillage」シリーズ又は、Nävisちゃんファンの方は必読の書ではないかと思います。

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現実の国際政治紛争をテーマとしたSF漫画「Sillage」第5巻

Coup de coeur

Sillage, tome 5」

sillage 5
  ストーリー : Jean-David Morvan
 作画 : Philippe Buchet
出版社 : Delcourt
ISBN-10 : 2840557487
ISBN-13 : 978-2840557487
表装 : ハードカバー(24 x1x32)47頁



 の内容☆☆☆16/20
 フランス語難易度易しめ
 読みごごち♪♪♪ すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



Navisが発見された時に、彼女と一緒にSillageに運び込まれた地球の遺物をもとに、人類の生活をテーマにした博物館が、Sillageで開館された。その開館を記念する式典の最中に、Ftoross人のテロリストがカメラの前で自爆する。

悲惨な状況の中、生きることを強いられているFtoross人達は、自分達の置かれている状況をSillageの人々に知らせ、生活条件の改善を図るため、人類の最後の生き残りのナヴィを人質に取ることを計画する。

Ftoross人の居住地域に入り込んだナヴィは、Ftoross人達が、テロに走らなければならない程、悲惨な生活している事を知り、ショックを受け、何とかして、Ftoross人たちを助けたいと思ったのだが・・・


第4巻の様に、スピーディーで、アクションが多い上、なかなか素敵な絵。おまけに、読みやすく漫画化されています。

SFという形を借りて、抑圧された人民と、自爆テロという、多様な面から考察するのが必要な、複雑な現在の国際政治状況を告発した作品。
よほど注意して書かないと、あちらこちらから批判の集中砲火を受ける事になる、このテーマを、ティーンエイジャーをターゲットにした漫画で語ろうとしたその勇気に感服しました。  

血を血で洗うことは出来ない。

そんな事は、誰もがわかっているけれど、自分を犠牲にしてでも、何かをせずにはいられない。

そんな抑圧された人たちの叫びが聞こえてくるようでした。

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ヒロインが魅力的なフランス製SF漫画「Sillage」第4巻

Sillage, tome 4 : Le signe des Démons」

Sillage 4
  ストーリー : Jean-David Morvan
 作画 : Philippe Buchet
出版社 : Delcourt
ISBN-10 : 2840556707
ISBN-13 : 978-2840556701
表装 : ハードカバー(24x1x32)48頁




 本の内容☆☆14/20
 フランス語難易度易しめ
 読みごごち♪♪♪ すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



今回の舞台は、『Hurumaru』という、中世ヨーロッパを思わせる惑星。

Sillage から、この惑星へ送り込まれたエージェントが続けて連絡を絶ち行方不明になっていた。
Navisは、他のエージェントと共に、行方不明者を探しに、『Hurumaru』へ侵入する。

『Hurumaru』では、奴隷として、虐待されているEscotes 族のプリンセスMonétaが、反乱を起こしていた。
Monétaは、Sillageのエージェントが連絡用に携帯している首飾りを悪魔のしるしと信じ込み、それを身に着けている者を抹殺しようとする。

Monétaに捕らえられ、要塞へ連れて行かれたBobo。Bobo、そこで、行方不明者の一人のSillageのエージェント Beampteと出会う。Monéta達の反乱を支援しているBeampteは、Monétaの絶大な信用を得ていた。


ますます、絵が素敵になっていくSillageシリーズの第4巻です。

アクションが多くて、話がスピーディーに展開します。

今回は、汚職がテーマー。Sillageにも、現在の地球にあるあちこちの国に見られるような、宇宙船団の政治をつかさどる者達の汚職が巣くっているみたい。
中々この手の悪巣の掃除は難しいみたいですね。

ネタバレになってしまうので、あまり詳しく書けないのが残念です。

作品のラストは、今ひとつ、しまりが悪いような気がしたけれど、全体的には良くまとまっている作品だと思います。

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「Sillage」シリーズのベスト作!?

Coup de coeur

「Sillage, tome 3 : Engrenages」

Sillage 3
 ストーリー : Jean-David Morvan
 作画 : Philippe Buchet
出版社 : Delcourt
ISBNコード : 2840554488
表装 : ハードカバー(24x1x32) 
 




 本の内容☆☆☆16/20
 フランス語難易度易しめ
 読みごごち♪♪♪ すらすら読めました

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



今回の舞台は、TR-JJ 69と呼ばれる氷河に覆われた惑星。

前回Sillageが、偵察した際には、たいした資源も、文明も認められなかったこの惑星は、短期間で、文明が一気に発展し、人類に、とても似ている新しい種が惑星を支配するようになっていた。
惑星の偵察に送り込まれたNavisは、Clementという、反政府活動のリーダーの命を救い、彼の信頼を得ることに成功する。
町から、離れている、氷原の地下に隠されている工場が、この惑星の秘密をとく鍵であるとにらんだNavisは、Clementと共に、町から離れている氷原の地下に隠された工場へ向かう。


いよいよ、面白くなってきた、Sillageシリーズ。
読み心地もとってもいいし、人種差別と、独裁主義を暗に批判している骨のあるストーリーです。
革命軍を指揮するクレモン(Clement)を通して、現在の政治家、革命家たちの矛盾を指摘しています。
架空の世界を通して、現在の社会を批判するのがSFに科された使命、と思っている私を、大変満足させてくれた、骨のあるストーリーでした。
そんな中々、読み応えがあるストーリー。それに加えて漫画化の仕方も、1,2巻より親切なので、とても読みやすい作品でした。
私は、現在、Sillageシリーズは、7巻までしか読んでいませんが、今まで読んだ中で、最も完成されている作品だと思いました。

このSillageシリーズ、1,2巻は、読み心地があまり良くないし、作品のも出来も今ひとつ。
1.2巻を読んでいなくても、この本のストーリーは理解することが出来るので、私はあえて、Sillageシリーズは、この3巻を最初に読んで、気に入ったら、1,2巻をお読みするよう、お勧めしたいと思います。

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フランスのSFアクション漫画「Sillage」シリーズ第2巻

「Sillage, tome 2 : Collection privée」

Sillage 2
 ストーリー : Jean-David Morvan
 作画 : Philippe Buchet
出版社 : Delcourt
ISBNコード : 2840552604
表装 : ハードカバー(24x1x32)47頁



 本の内容☆☆11/20
 フランス語難易度##普通
 読みごごち♪♪ まあまあ

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



唯一の人類として、数千台の宇宙船で構成された宇宙船団Sillage に迎えられたNavisは、スペシャル・エージェントと、なるための訓練を受けていた。

優れたテレパシー能力を持ち、外交交渉を担当する、領事、Enshu Atsukauは、Navisに興味を持ち、自分の宇宙船へ招く。 
Enshu Atsukauの目的が、自分を誘惑し、彼のハーレムの一員とすることだと気づいたNavis は、Enshu Atsukauを拒絶する。かつて、女性を誘惑することに失敗したことのないEnshu Atsukauは、自尊心を傷つけられ、何をもってもナヴィを自分のものとしようと画策する。


Sillageシリーズの第2巻。

第1巻より、多少、読むところが多くなっていますが、読み心地は、第1巻と同様。
少々、読みづらいところもありますが、全体的には、まあまあの読み心地と言っていいのではないかと思いました。
相変わらず、可愛くて、セクシーで、はねっかえりで気が強くて、抜群の闘争力を持つNavisちゃんが大活躍。今回は、素敵にドレスアップしたナヴィちゃんが登場します。
読めば読むほど、好きになってしまう、超魅力的なヒロインです。
この第2巻は、シリーズのうちでのベスト作とは、言えませんが、この巻を読んでいると、以降の作品がより良く理解できるので、シリーズを通して読んでみたいとお思いの方には、あえてお勧めしたい作品です。

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とっても魅力的なヒロインが活躍するフランスのSFアクション漫画

「Sillage, tome 1 : A feu et à cendres」

  ストーリー : Jean-David Morvan
 作画 : Philippe Buchet
出版社 : Delcourt
ISBNコード : 2840551772
表装 : ハードカバー(24x1x32)47頁  




 本の内容☆☆13/20
 フランス語難易度易しめ
 読みごごち♪♪ まあまあ

(上記評価は、個人的な物なので、あくまでも目安としてご参考下さい)



Sillageとは、数千台の宇宙船で構成された宇宙船団。 この飛行船団には、多種の宇宙人種が乗り込んでおり、住むことの出来る惑星を探し、宇宙旅行を続けている。
Sillageは、ジャングルに覆われた惑星を発見する。
絶滅の危機にさらされているHottards 星人は、この惑星に移入することを計画する。だが、その惑星には、Nävisという名の人類最後の生き残りの少女が、動物たちと暮らしていた。


この「Sillage」シリーズ、私が一番初めに読んだのは、第6巻と第7巻。特に、第6巻が良かったので、シリーズを通して読みたくなり、この「Sillage : tome 1」を手に取りました。(7巻は、今までの経緯が分からなかったので、今ひとつの見込めないところがあり消化不良に陥ってしまいました)

ところで、この1巻目ですが、ヒロインのNavisちゃんが、めっちゃくちゃ魅力的で、背景の絵もなかなかいいのですが、シリーズのほかの巻に比べると、この第1巻は、少しばかり読みづらいような感じがしました。

どちらかと言うと、クラシックなフランス漫画のスタイルで書かれているみたい。コマの間、想像して補っていかなければならないところが、ほんのちょっぴりあるので、日本の漫画みたいに、すらすらとは読めませんでした。

又、ストーリーは、平凡なSF物を越えた、中々意欲的な内容。これから、骨のある作品になる可能性のようなものは認められるのだけど、それがまだ種のまま、あまり生かされていないのが残念、という印象を受けました。

その事を、このシリーズの6,7巻を貸してくれたフランス人に言うと、
「漫画家というのは、漫画描いているうち、どんどん成長していくのだから、シリーズが進むにつれて、作品のクオリティーが上がってくるのは当然」
と、言っていましたよぉ。

この第1巻が書かれたのが1998年。それから、このシリーズは、毎年1冊ごと、発行されています。
この第1巻が出版されたのは、フランスで日本の漫画が少しずつ、マニアの間で話題になり始めた頃です。
mangaの人気が上がるにつれ、フランスで出版されたBDも、読みやすいものが増えてきたような感じがします。
日本の漫画の影響を受けた、フランス漫画家が増えてきたため、日本の漫画を読みつけている私にも読みやすいような作風の漫画が、増えてきたのかもしれないなぁ・・・なんて、勝手に想像をふくらませてしまいました。
まあ、実際に「フランスの漫画家における日本の漫画の影響」なんていう論文を読んだことがないので、
これは想像の域を超えません。

だけど、「Sillage」に関しては、日本の影響を多少、受けていると、言ってもいいのではないかしら?と思われる点が幾つかあります。
まず、「Sillage」第4巻の舞台になる、中世ヨーロッパを思わせる惑星の名前が、『HURUMARU』。
また、第6巻には『Ningen』なんて、いう単語が出てきます。
そして極めつけは、「Sillage」の第7巻。
この第7巻のタイトルページの左の奥付が書いてあるページには、自動翻訳ソフトを使って翻訳されたと思われる、意味不明の日本語らしきものが載っているのですよ。

この日本語もどきの文章は、追記しますので、興味のある方は記事の終わりにある『続きを読む』をクリックしてください。

他の巻に比べると、ちょっと未完成な感じで、超読みやすい作品とは言えないけれど、とっても可愛くて、セクシーでワイルドで、正義感にあふれるNavisが主人公の、これからどんどん面白くなる「Sillage」シリーズの第1巻なので、SFものがお好きな方には、あえてお勧めしたい作品です。

この漫画が日本語訳されたら、Navisちゃんのファンクラブが出来ること間違いなし!
と、断言できるくらい、♀の私も魅了されてしまった、メチャ素敵な主人公の漫画です。

この漫画を元にしてアニメや、ゲームソフトを作ったら、おつな作品が出来る事は間違いなし!

どうして、日本の出版社がこんな素敵な漫画をほっておくのか不思議?

http://www.editions-delcourt.fr/album.php?id=1186
Delcourt出版の上記のサイトでは、Sillage の壁紙が無料ダウンロード出来ます。
左のサイドメニューの 『Fond d'ecran#数字』をクリックすると画像が現れます。

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